気まぐれ日記
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2005年11月25日(金) 献血した話 (続き)

 血を抜かれているときはボーとしていたせいか、「どうしました?」「大丈夫?」などと聞かれました。でも、やることとかないからボーとしているのであり、気分が悪いとかじゃないですから。でも、ひゃっこい手をしていたので、カイロもたせてくれました。で、献血後。なんか青い紙にこれらのことがあったら連絡頂戴っていうので「��男性の方:男性と……」いや、大事なことですよね、うん。男性じゃないし。
 大切な命を助けるのはあなたの血かもしれません。健康な人は進んでやりましょう。(A型は足りてるなんてことないですからね)



 アニムがその昔、連れていた子供だった。浅黒い肌は男エルフの証拠でもある。ただし、ロセウは少し違う。
 「なんで、俺のことを?」
 「今、俺が言ったからか?」
 「違う違う。俺は、昔、お前に会ったんだよ。五十年以上も前だけど、アニムに連れられている時にな」
 「……すいません。覚えてないです」
 「だろうね。まあ、いいけどよ」
 「なになに? 知り合い?」
 「今、会った事あるって言ったばかりだろ! なんでお前はそう脳みそたりねーんだ!」
 ロセウがまた連れの男を殴った。そして、また言い合いになる。
 「あのよー、どうでもいいけどスノムウェンってヤツのことを……」
 「どーせ、俺は人の話をよく聞かない馬鹿だよ!」
 「ああ、そうだ。お前は馬鹿で阿呆でお間抜けだ!」
 「おい」
 まだ言い合いが終わらずブロードは放って置かれた。彼はなんだか腹が立って、二人を殴った。
 「おい、スノムウェンってヤツを知ってるか? 知ってたら情報くれ」
 殴られた二人は、ややぼうぜんとしたが、やっと彼に耳を傾けた。
 「スノムウェン? この界隈にいる魔族のことか?」
 「そうだよ。なんか知らない?」
 「ヤツなら、この街で……」
 「この街にいるのか」
 「菓子屋をやっている」
 「はあ?」
 「ほう」
 樹理が感心したような声を出す。
 「人間世界に溶け込んでいるのか……」
 「そんなヤツなんだよ」
 連れの男が言う。
 「コイツ……スタウトは鼻が利くヤツなんだ。で、さっきのようにスノムウェンを脅しかかったんだが」
 「ダメにした菓子代を請求された」
 スタウトと呼ばれた男はしみじみといった。
 「わかった、やつはどこにいる?」
 樹理が尋ねる。二人は顔を見合わせた。
 「聞いてどうするんだ?」
 「あなた方は、魔族なんだろ?」
 「スノムウェンを消滅させるのが、私たちの役目だ。ヤツが今何をしていようと、消滅させる」
  
 
 
 


草うららか |MAIL

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