金曜の夜10時に新宿へ集合し 花火をするためだけに レンタカーを借りて葛西臨海公園へ。
このようなイベントを企画したのは おそらくとても頭が弱いか もしくは反省会が大好きな人物なのかと思うのですけども
とにかく その号令に おっけー!じゃぁ10時に新宿で! と集まったのは 負けず劣らず思考回路がどうかしているのだと 言わねばなるまい(自分は除く)
さぁ、出発だということになって 全員が車に乗り込んだのだが 僕は都心なんて運転したことがないし 第一、目的地の場所も知らないから きっしゃんあたりに運転してもらいたかったのだが あまり運転したくなさそうだったので とりあえずは僕が運転することにした。 もう一人免許を持っていたタカコちんに 運転代わってと申し出なかったのは 別に運転がコワそうとか ハンドル握ったら人が変わりそうとか つーかその上に道に迷いそうとか そういった理由からではなく 車を借りる時に運転手を二人までしか記名できなく それ以外の人が運転して事故ったら保険がおりない。 というやんごとなき理由からだということを 留意しておいてもらいたい。
ところで 何度も言うように 僕は東京の道など知らないし ましてカーナビがない。 といった状況では 目的地に無事着くかどうかは 助手席に座るナビゲーターにかかっているのだが はっと気づけばその席にはかおっちが座っていたので その時点で僕は なんとか自力でたどり着こうと ひそかに決心したのだった。
もちろん 途中、道が分からなくなると 「ねぇ。あっちの道でいいのかな?」 と尋ねたりしたが 「いいと思うよ!多分!」 という曖昧極まりないナビゲーターに がっつり道に迷いつつ 月島の埋立住宅地を ぐるぐる回ったりもしたけれど なんとかたどり着くことができました。 葛西臨海公園。
夜も12時過ぎていたので 人もそれほど多くなく いい雰囲気の公園だった。 昼間に来れば きっと家族がたわむれる和やかな景色が広がっていることだろう。 その広い公園を海辺まで歩き 途中、かおっち(24歳のいいオトナ)が つまずいてぺったり道に座り込んだり。ここは平地ですよ。 タカコちん(24歳のいいオトナ)が 遠くに見える白っぽい塔を指さして 「あれ東京タワーだ!」 とのたまったり。あっちは海ですよ。 なんてことがあったりしましたが 目当てだった砂浜がなく 岸壁みたいなところしかなかったので 時間もあることだし 千葉の方まで行ってみよう。 ということでちんたら散歩しつつ 再び車に戻って出発。
相変わらず後部座席では きっしゃんの爆裂トークが全開で とるの絶妙な相打ちに タカコちんが腹抱えて笑いつつ 助手席のナビは役に立たない。 という孤立無縁でもって運転に挑みつつ 抜群の方向感覚と野生の勘でもって さほど迷うことなく木更津までたどり着いた俺は もっと誉められてもいいと思った。
到着したのはもう空も明るくなり始める4時。 明るくなる前に花火をやろう。 ということでやりはじめたのですが 火種となる蝋燭もなにもなく 仕方ないでの火を常に絶やさないようにと 次から次へと花火を大量消費。 片手に持ったら花火が消えそうになったら次に点火。 という、風流もへったくれもない 大人流でもって花火を燃やし尽くした。 僕としては焚き火が楽しかった。
というカンジで 花火をしに千葉の先っぽまで行ったこの旅は 残すところ帰るのみとなり とても眠かったので 帰りはきっしゃんに運転を代わってもらった 途端に意識を失う。
気がつけばタカコちんを家近くまで送り届けた後で あれ。さようならのキスは? と思ったりもしたが おそらく寝ている間に 優しく口付けしてくれたのだろう。と思うことにし 途中、また運転を変わって あっという間にオチる とるねこときっしゃんの寝顔をバックミラーに見ながら 新宿でレンタカーを返しました。 あー。疲れた。
それからかおっちときっしゃんは家に帰り 僕はとるねこと二人でらぶらぶデートしながら 家に帰ったら6時くらい。 疲れたのでそのまま寝てしまったのでした。
まぁとても楽しい夜ではあったけれども ひとつ学んだことがあるとすれば 仕事明けで徹夜はもう無理な歳かなぁということと かおっちのナビシステムは信用できない。 ということです。
かおっち: 僕の周りにはいなかったタイプ。 心の底から天然(浮き輪つき) 見ているだけで楽しい。 本人は、計算だ。と言い張るが あれが計算だったらキミは天才だ。
きっしゃん: 僕の周りにはいなかったタイプ。 生粋の大阪人。 そのトークと顔芸の引き出しの多さには脱帽。 初っ端から全開で飛ばし盛り上げてくれた。 あなたのそのトークが僕は欲しい。
タカコちん: 僕の周りにはいなかったタイプ。 才色兼備の美しきOL(サド) 前回会った時には「キミのツボが分からない」 と批評したが、今回で見解を変えた。 もしやキミのツボは筋肉マンか?
とるねこ: 僕の周りにはいなかったタイプ。 今回の旅の企画発案者。 これほどまとまりのない面子をよくぞまとめた。 もう幹事はやらない。と言っていたが 優しい君ならばきっとまたやってくれると 僕は信じている。 つーかやれ。
俺: ステキすぎる男。
幹事お疲れ。とるくん。
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