2004年01月10日(土)



新年のお祝いとかで
社員に大福と酒が配られた。
朝飯を食う時間があるなら1秒でも多く寝ることで有名な私にとって
大福は午前中のオヤツとして速攻で消費されてしまったが
いかんせん勤務中であるので酒は飲めない。
ていうか私は酒が苦手だ。
友達と楽しく飲むのは好きであるが
「酔う」という感覚を楽しむことができない私にとって
アルコールなんてのはなくても全然困らない。
むしろ飲み物としてはジュースの方が断然ウマいに決まってる。
なので酒を飲むのは付き合い程度であって
家で晩酌なんてことは私の思考の範囲外である。
私がどの程度酒が弱いかというのは
一度でも私と飲んだ経験のある方なら分かると思うが
一般人と比較すると以下のカンジである。



アルコールの摂取量と共に
緩やかに酔いへと進んでいく過程が読み取れると思う。
自分の限界さえ知っておけば
楽しく飲んで楽しく酔えるというわけだ。
ところが私の場合はこうである。



飲み始め、ちょっと酔ったかな?と思ったら
次には突然、死亡である。
「酔う」という範囲が恐ろしく狭く
飲む→死ぬ
と直結といっても過言ではないほどの潔さ。

このような私にとって
会社から支給された日本酒など
ゴミ同然と言える。

しかしほんとうにゴミにしてしまうのはもったいない。
なにかの役に立たないだろうか?
と私は考え、そしてとてもよいアイディアを思いついた。

日本酒風呂

飲料物にしては高価な部類に属する酒を
惜しげも無く湯船に注ぎ
そのなんだか知らないがとてもいい具合の成分を
これでもかとばかりに肌から吸収する
ブルジョアーなたしなみである。
うむ!まさしく私にピッタリ!
しっとり卵肌になり
さらにモテモテうはうはになること請け合いである。


ということで
さっそく湯船に酒を注いでみた。

どぼどぼどぼ


うわ!酒くせぇ!!
酔うよ!
これ酔っちゃうよ!

私は酒のなにが苦手って
味と匂いだ。
それがモロに鼻につく。
肩まで湯船に浸かり
本来ならば、はふぅ〜、と恍惚の表情を浮かべるところが
あまりの酒気に眉をしかめつつ我慢大会の様相。
ブルジョアーなバスタイムってこんなんなのか。

結局、5分くらいでギブアップ。
ちょっとクラクラしてきたのでそのまま眠りについたのでした。
次回からは貰った酒は素直に廃棄しようと心に決めた。



次の日。

私>「あ。コクさんおはようございます」

コクさん>「うわ。おまえ酒くせぇよ!このダメ社会人!」

冤罪だぁ〜。


本日の教訓:
酒風呂の後にはシャワーを浴びるべし。



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日記才人