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2005年12月16日(金) ヘルシーライフの会会報 第15号 

     2006年1月10号
(免疫力の学習特集号)
ヘルシーライフの会 発行
目       次 
1、まじめに
2、免疫のとは
3、最初の生体防衛
4、免疫細胞について
5、免疫細胞の種類と役割
6、免疫力を高める栄養
7、ビタミンと免疫との関係
8、免疫作用、抗酸化作用のある成分と食品
9、腸内の細菌のバランスを保つと免疫力が高まる
10、腸が悪いと免疫力は下がる
11、腸の善玉菌ががん細胞をやっつける! 

1、はじめに
最近、テレビや雑誌で「免疫」という言葉が良く出てきます。単純に表現すれば「免疫力」の強い人は、病気になりにくいのである。ガンなども免疫力の強い人は罹らない。誰もが持っていて、日常的に病気から私たちを守ってくれているのが免疫だ。ここでは以下のサイト・書籍を参考として、免疫力(自然治癒力)のイロハを学習しましょう。

 サイト http://www.kenko-joho.jp/seikatsu/meneki/page01.html
http://www.kenko-joho.jp/seikatsu/meneki/
     http://www15.plala.or.jp/n-kanpoudo/index.html
書籍  

2、免疫のとは
自己以外のものを異物(抗原)として認識して排除する仕組みだ。言い換えれば「体内に入った細菌やウイルスなどの外敵(非自己)から身を守る生体防衛機能」のことである。
 3、最初の生体防衛
皮膚、眉毛、鼻毛、まつげや粘膜、唾液、鼻水、涙などの分泌液が、異物の侵入を防いでいます。吸気に混じって侵入した微生物を気道の繊毛が殺菌し、感
染から防衛しています。くしゃみや咳は異物を外に追い出している。これらが、最初の生体防衛なのである。

4、免疫細胞について
人間の体を構成する約60兆個の細胞のうち約2兆個、重さにして約1kgが免疫細胞だという。全細胞の内、毎日3000億個以上の細胞が死に、同じ数だけ新しい細胞が生まれている。書籍によっては毎1兆個の細胞が死に、同じ数新しい細胞が生まれているという解説もある。人体は想像を絶するダイナミックな活動をしている。2兆個ある免疫細胞も1日に100億個が入れ替わる。このような膨大な数の細胞が、我々の生命を支えているのだ。健康であることはマクロファージ、好中球、T細胞、B細胞、ナチュラルキラー(NK)などの免疫細胞の活躍によるのである。自分の体の中に活躍する免疫細胞の種類を理解することは、自分を理解すること・・との視点に立つべきだ。

5、免疫細胞の種類と役割
(1)マクロファージ(掃除屋)
マクロファージは原始的でアメーバ状の細胞。体内に侵入してきた異物を発見すると直ちに急行し、自分の中に細菌・ウイルス・を次々と取り込んで処理する。マクロファージは感染細胞やガン細胞を除去する。ガンにならないことはマクロファージのお陰なのである。
(2) 好中球
好中球は顆粒球の90%以上占めている。主に細菌やカビを処理する。マクロファージ、好中球は、体内に侵入した抗原(細菌・ウイルス)を自分の体の中に取り込んで食べて無害化する。
(3)T細胞
T細胞は3種類あり、それぞれ司令塔、殺し屋、ストッパーの役目と整理されている。
・ヘルパーT細胞(免疫の司令塔)
マクロファージから病原菌(抗原)の情報を受け取り、B細胞に抗体を作るよう指令を出し、抗体を作るのを助けます。
・キラーT細胞(殺し屋)
普段は静かにしていますが、ヘルパーT細胞から指令があると、感染した細胞にとりついて、その細胞を殺してしまいます。
・サプレッサーT細胞(ストッパー役)
過剰に攻撃しないように抑制したり、免疫反応を終了に導びく。
(4)B細胞
抗体という武器を作って攻撃する。B細胞はT細胞の指令により、病原体(抗原)に応じた抗体を産生し、病原体に向かって攻撃していく。
(5)ナチュラルキラー(NK)

6、免疫力を高める栄養
医学でも「栄養と免疫が密接な関係がある」ということに注目し、研究されている。特にビタミンは本来の効能だけでなく、細胞の働きを強化したり、増殖などに関与している。ビタミンを多く含んだ緑黄野菜など、野菜のパワーが再評価されている。
・野菜のパワーが免疫力をアップ
野菜や果物が、がん予防など医学研究の最先端でも見直されてきています。その結果、今まで栄養にならないと思われていたような成分も、健康維持に貢献している事が分かりました。野菜はカロリーも脂肪も少なく肥満にならない。
・ 緑黄野菜と淡色野菜
色の濃い野菜はカロテンやビタミンを多く含んでおり、身体に良いということは常識なっていた。それに比べて淡色野菜は緑黄野菜に比べて栄養価が低く、あまり重要視されてきませんでした。しかし、近年、淡色野菜やきのこなどに免疫を活性化する化学成分が次々と発見されている。
・免疫の維持に貢献するビタミン
ビタミンやミネラルは生理機能を調節し、代謝を円滑にする働きをする。また、免疫器官に協力し、細胞の増殖を活発にさせるなど、免疫機能を正常に維持する為に欠かすことができません。ビタミンA,C,Eや亜鉛、セレンなどのミネラルには免疫細胞を傷つける活性酸素の害を防ぐ抗酸化成分を有している。

7、ビタミンと免疫との関係
・ビタミンA ・・皮膚や粘膜を強化 
多く含まれる食品:かぼちゃ、人参、ほうれん草、モロヘイヤ、
うなぎ、レバー
・ビタミンC ・・マクロファージの活性化
多く含まれる食品:ブロッコリー、かぼちゃ、ピーマン、果物、
芋類

8、免疫作用のある成分と食品
・カロテン(カロチン)
緑黄野菜 体内でビタミンに変わり、粘膜を強化することで免疫力を高めます。特にβカロテンはガン細胞の原因となる活性酸素を抑えます。ガン予防にも効果がある。
・アリシン
にんにくやネギ等の鼻にツンとする成分。殺菌作用と抗ウィルス作用があり、細胞を活性化させる成分も含んでいる。
・イソチオシアネート
大根などアブラナ科の野菜の辛味の成分。ガンの元になる傷ついた細胞の増殖を押える。人間の体に害を及ぼす。細菌を殺したり、細菌の力を弱める働きがある。
※大根、ブロッコリー、キャベツ、小松菜、白菜、ワサビなど。
・硫化アリル
玉ねぎやねぎ、にら、にんにく、らっきょ等の香りの成分。食欲増進し、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復やイライラを防ぎます。玉ねぎは血液をサラサラにし、生活習慣病に効果を発揮します。生で食べると効果がある。
・シンゲロン
ショウガの辛味成分。殺菌効果、発汗解熱、鎮咳、吐き気止め、血行促進、体を温めるなどの効果がある
・モモルデシチンとチャランチン
ゴーヤの苦味の成分。インシュリンと同じ働きをして血糖値の上昇を防ぎ血圧を安定させる効果があります。血液中の中性脂肪やコレステロールを下げる作用もあり、ドロドロの血液をサラサラにしてくれる。

9、腸内の細菌のバランスを保つと免疫力が高まる
腸内には数多くの細菌がいることは広く知られている。体調を整える善玉菌の乳酸菌やビフィジス菌、腐敗や発癌物質を作るウエルシュ菌や大腸菌がいます。善玉菌を増やして腸内のバランスを良くすると抗体が多く作られ、免疫を活性化します。また、食物繊維は腸内の有害物を排泄してくれますので、腸内がきれいになって、善玉菌が増えてきます。食物繊維には血液中のコレステロールが増えないよう調整する働きもある。サロンの食事会に毎回のように、大根の葉(葉はほとんど無料)の煮物を食べて来たが、これを大きな運動にしていきたいと思っている。具体的なことはここでは省略。 
(1)乳酸菌を含む食物
ヨーグルト、納豆、漬物。ヘルシーライフの会で「カスピ海ヨーグルト」の種菌を分けて来た。1日コップ1パイのカスピ海ヨーグルトが、腸内の細菌のバランスを劇的に変えるのである。残念ながらこれを続ける人が意外と少ない。
(2)食物繊維を含む食物
ごぼう、イモ類(特にさつま芋)、豆類。
(3)免疫系を刺激する多糖類
多糖類はNK細胞の数を増やし、マクロファージを活性化させて免疫力を高める。多糖類が含まれる食品は、しいたけ、しめじに代表されるキノコ類。特に
霊芝に多いことを〇〇〇〇(後日加筆)から以下の通り引用したい。

10、腸が悪いと免疫力は下がる
腸には多くの免疫細胞が集中しています。口腔から食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門にいたる一本の長い管である消化管は食べ物などを通じて常に細菌にさらされています。腸は身体に必要な栄養を吸収する場所であり、またあらゆる病原菌、異物などの外敵に徹底的に備える必要のある器官です。そのため、免疫細胞もたくさん存在しているのです。それだけでなく食物に含まれる成分の中には、吸収されるのでなく腸にある免疫細胞を刺激することによって、身体全体の免疫力をアップしたり調整したりすることが考えられている。
腸には、身体の免疫細胞の2/3が集まっている。内臓の冷え、精神的なストレスなどにより腸が影響を受け、本来の働きが保てなくなると、たちまち免疫細胞の力も十分ではなくなります。だからこそ免疫力を上げるためには、善玉菌を増やすことが大切なのです。善玉菌を増やす最も身近な食べ物は、何と言っても前記したとおりヨーグルトである。ヘルシーライフの会で、カスピ海ヨーグルトの種菌を分けてきたが、今後もこの活動を続ける予定である。

11、腸の善玉菌ががん細胞をやっつける! 
・腸内細菌について
人間の腸内には100種類、100兆個以上の腸内細菌が住み着いています。
腸内細菌を大別すると善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類で次の働きがある。
(1)善玉菌の働き
�� 免疫力を高める。��感染防御 ��消化吸収の援助�ぅ咼織潺鵑旅臉��ツ牡姫親阿梁タ�
善玉菌が優勢なら有害物質を排除し、病原菌を阻止し、免疫力が高い状態に維持する。1日コップ1杯のカスピ海ヨーグルトを食べることである。
(2)悪玉菌の働き
 � 〆拔歹覗任寮源此´�発ガン物質の生産 ��ガスの発生 �な悗鮑遒�
悪玉菌が優勢になると腐敗産物や発ガン物質、有害物質が蓄積され、血液  はドロドロ、免疫力は急速に失われてしまい、老化が早くなる。この悪玉菌は残念ながら加齢とともに増えていくのである。よって、60代になったら、若い時代と異なる食習慣が必要になってくる。これらを無視する人は、老化が駆け足でやってくる。
(3)日和見菌
悪玉菌が優勢になる見方をする菌

・善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランス
     善玉菌   悪玉菌   日和見菌 
 健康な人 20%   30%    50%
 がん患者 20%   80%     0%

最近は専門家の間で、免疫の仕組みを担う最重要器官として腸の働きが注目されているという。免疫細胞の70%は腸管に集中しているといわれている。また、腸内で悪玉菌が優勢になり、有害物質が増え、白血球がそれに対抗するために大量の活性酸素を発生し、まき散らすことがアレルギーやがんなどさまざまな病気の原因といわれている。このようなことを記述する目的は、食の習慣を点検して、腸内の善玉菌を増やし免疫力を高めようというテーマである。


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石田ふたみ [MAIL]

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