進化するモモ。

勤め先の幼稚園の園長先生が転勤になるので
モモと一緒にお別れに行きました。

いつもモモのことを気にかけてくださり
私が働いている間はどうしているのか?留守番はちゃんとできるのか?
と尋ねてくださっていました。
卒園式のときにご挨拶をして、もう一度モモを連れて伺いますねと話したら
喜んでくださり、そして、遊びに行きました。

以前にも連れて行ったことはあるのですが
今日は幼稚園は終わっているのですが、子供達がたくさんいて、
モモが園庭を歩いていると、どんどん人が寄ってくる。最初は
女の子達に囲まれて、びくびくしていたようです。
その後園舎の中に入ってしまうと、教職員のみなので、好き放題歩き回っていました。それでも一応私の姿を探して、追いかけてくる。
幼稚園の先生ってみんな動物好きなんですよ。不思議なことに。
大体が寄ってきてくださって、触ってかわいがってくれる。
そして誉めてくださる。

でもモモは基本的には愛想なしの犬なので
「ももちゃーーーん」と呼ばれても
「ふん」って横を向いてしまいます。
抱っこしていただいても、知らん顔。

それでも園長先生がモモに話し掛けると「くぅん」とか「きゅぅん」とか
受け答えをしていたようで、「モモちゃんが話している」と噂の的でした。
更に「帰るの?」と聞いた別の先生に「くぅん」と答えたらしくて
「モモちゃんが答えた」と騒いでいました。

やっぱり人間の言葉がわかっているのだろうか?
なんか、どんどん進化しているような気がするのは私だけ?どんどん受け答えができているのですが、そのうち話したり・・・・・しないよね。

私の部屋があるのですが、そこに荷物をとりに戻る時に
幼稚園の長い廊下を私の後ろの方から
トコトコと歩いている姿はなんか面白くて映像化したいぐらい。

他の先生方と話すために私もうろうろとしていたのですが、
モモは勝手に園長室に入ってうろうろとしていたようです。
誰も叱らないし、不思議に思わないし。
なんだか楽しかったです。
異空間に存在するモモがね。
2004年03月23日(火)

たからもも / 薫

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