| 2001年12月15日(土) |
「仮名手本忠臣蔵 九段目 山科閑居」 |
風が吹くたびに家が軋む、外を歩くと身体が浮きかかる。 いよいよやってまいりました、冬将軍・・・あなおそろし。 この悪天候の日に出かけねばならない用事がなかったことを真剣に感謝した。 (特に今週は朝から晩まで大学にいたので、家に居られる幸福感2割増) しかし、実家にいると、どんなに頑張って勉強してもすぐ飽きる。 仕方がないので資料を放りやって、テレビをつけてみることにした(爆) NHKにチャンネルを合わせると歌舞伎をやっていたのでそのまま放置。 それにしてもどこかで観たことがある場面、聞いたことがある台詞じゃないか? 慌てて新聞のテレビ欄を見てみると、「仮名手本忠臣蔵 九段目 山科閑居」 観たこと、聞いたことがあるなんてものではない・・・ まさに私が来年の演習のために注釈をつけ終わった場面であった(遅)
ちょうど木曜日の講義中に同じ場面の浄瑠璃を観たばかりなので、 比較して観られるという点でもここで見逃す手はない。 大きめとはいえ人形が演じるのと歴とした人間が演じるのとでは、 同じ台詞回しでもかなり受ける印象が変わってくるに違いないからだ。 結果として、歌舞伎のほうがやはり表情豊かであるし、迫力がある。 台詞も役者本人の口から発されるわけだから、感情移入しやすい。 でも、時としてその表現の豊かさが仇になることも・・・ つまり観客が必死で場面からその感情を汲み取る努力をしなくなるからである。 人形の無機質な表情から滲み出るような感情を読み取ることは面倒なようであるが それはそれでなかなか面白いものなのだ(これは能面にも言えることかも) それにしても小浪役の阪東玉三郎、めちゃくちゃ美人である。 思わず溜息が出るような艶かしさにはすっかりやられてしまった。 嗚呼、歌舞伎を生で観たい〜〜〜。
今日は父が忘年会だったので、母親と外食に出た。 なかなかおいしいピザが食べられて満足。
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