13度ってことは暖かいやぁ! と思って出かけたら、失敗。 ものすごく寒いってば・・・春先の北陸を舐めるなよ>自分
本日の一作: ・『25時』(デイヴィッド・ベニオフ&田口俊樹訳/新潮文庫)
久々に洋物を一本。 これもまたずっと読もうと思って、中古落ちを狙っていた作品である。 『25時』というタイトル自体からもう引きつけられはしないか? 私達は“1日=24時間”という常識の中で生きているから、 24時以上の時間を想像することが難しいのである。 しかし、人によってはタイムリミットの基準が違うこともある。 考えてみれば普通のことなのに、はっと気づかされる。
舞台はニューヨーク、麻薬のバイヤーであったハンサムな青年が、 仲間の裏切りによって捕えられ、7年の刑期が言い渡された。 物語はその青年が収監される前日にどのように過ごしたかが描かれている。 たった1日だけ、しかも逃げるでもなく、自殺するでもない。 主人公は仲間達と特に感傷的になるでもなく、最後の日を供にするのである。 ・・・勿論、皆それぞれにやりきれない思いを抱えているのだけれど。
ラストに向かって、物語はクンッと少しだけスピードを上げる。 私達は小説の中でさえ決してきれい事ではすまされない 男同士の友情の・・・言葉にしがたい切なさを見る。 でも、特筆すべきはラスト中のラスト、文章の締め方。 久々にこんなに効果的かつ印象的なラストを読んだような気がする。
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