ヤグネットの毎日
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2001年12月04日(火) ギターのこと


 最近、ギターの練習を再開した。
 再開というのは、10数年ぶりということだ。
 中学校1年生のときの担任の先生が
 ザ・ナターシャセブンの高石ともやさんと大学時代の同級生で
 その先生もギターが好きだった。

 学活の時間だったか、社会の授業中だったか忘れたが
 ギターを持ちだしてきて、歌を歌ってくれた。

 「丘の上の校舎」「私に人生と言えるものがあるなら」
 「街」…
 
 かつてのフォークソングの全盛期を知っている人ならお馴染みの曲ばかりだ。次の年の立志式という昔の元服を祝う行事(当時はこういう儀式が残っていた)でなんと、その高石ともやが講演と歌をうたってくれた。

 「僕は、ギターが大好きです。これ一本あれば、どこでもコンサートがで きるしみんなで楽しむことができます。」

 そんなことをよびかけていたのを覚えている。
 それ以来、ギターに魅せられて、
 松山千春の曲をコピーしたりして歌っていた。
 「旅立ち」「銀の雨」「君のためにつくった歌」…。
 
 ところが、高校受験が近くなってピタッとやめてしまった。
 今思うと、勿体ない思いがする。続けていれば、上達していただろうに。

 大学時代、京都市長選挙の宣伝で無謀にも三条河原町でギターをもって
 デモ行進をした時がある。たしか、「そんなまちを」という曲を弾いたと思う。

 それ以来、完全に遠ざかってしまった。
 でも、最近、歌うことの喜びをまた実感している。
 伝えたいことがある、訴えたいことがある。知ってほしいことがある。

 僕の心の底から歌いたい、という思いがありそれを伝える手段としてのギターなのだ。まるで、青春時代にもどったように、わずかな時間をみつけてはポロポロ練習している。

 いま、「ギターの練習日記」をたちあげようかどうか迷っている。
 テクニカルな問題とともに、歌いたいという心持ちをあわせて書き綴ろうかと思っている。
 
 この日記を読んでくれている人たちは、どう思うだろう? 


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