ヤグネットの毎日
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2003年01月11日(土) |
くらしを守る緊急要求を発表 |
午前中は打ち合わせ会議。お昼は、いつもお世話になっている「八よし」さんで。先日、マスターのお母さんが亡くなられた。突然の話しでびっくりした。お母さまとお話ができなかったのが心残りだ。まだ葬儀から数日しかたっていないのに、お店を開いている。お商売人さんはお客さん相手の仕事は、本当にギリギリのところで歯を食いしばっているんだ。頭が下がる。
午後からは、「長引く不況から市民のくらし・福祉を応援するための3つの緊急要求」を記者発表した。 12月5日の出馬表明いらい、業者さんをはじめ地域を歩いて思うことは、いまの不況が「度を超えている」ということだ。名の通った業者、会社が情け容赦なく倒産していく。おそらく、3月期決算にむけてこの事態はさらに広がっていくだろう。 いま、政治がやるべきことは、不況で苦しむ市民や業者を全力で支援することである。その立場から、京都府や城陽市に対してただちに取り組むべき課題を3つの柱で示したものである。
1、市民のくらしを守るため、医療や介護保険制度など住民負担の軽減を
●医療制度の改悪に反対し3割負担導入を凍結することを国や京都府に働強力に働きかけるとともに、医療費の窓口負担の軽減へ、医療費の委任払い制度の確立を。 ●国民健康保険料の値下げを。 ●介護保険の見直しにあたっては、現行のまま保険料を据え置き、低所得者に対する保険料・利用料の減免制度を求めます。
2、子どもの医療費無料化を小学校にあがるまで拡充を
●市民の願いにこたえて、現行の制度を所得制限などを設けずに、入院も通院も小学校にあがるまで無料に。
3、中小企業つぶしの「不良債権早期処理」に反対し、中小企業こそ支援を
●城陽市内の中小零細業者の実態をよく調査し、金融機関等への申し入れを行うとともに、地域経済の担い手である中小企業の経営・くらしを守ること。 ●地域経済の活性化をめざす「中小企業振興条例」の制定を。 ●高齢者や障害者のバリアフリーの促進や中小建設業者の仕事確保にもつながる「住宅改修助成制度」の創設を。 ●現行10万円のくらしの資金を20万円に増額を。
僕は、市議団とも協力しながらこの緊急提案をもって、業者や金融機関、市民との対話を積極的にすすめ、「ともに声をあげていきましょう」とよびかけながら、そこでお聞きした声をもとに、政策化をはかっていくつもりだ。 記者発表では、同時に、ホームページの紹介もさせていただいた。「パブリックコメント」を自分の活動のなかでも生かすように、緊急提案自身をホームページにアップして、具体的な声を寄せていただきながら、政策を練り上げていきたいと考えている。
夜は、民主商工会の久津川地域の役員会であいさつ。その後、地元の党支部の会議へ参加させていただいた。 くりかえしになるが、地域を歩くと「お題目」や決意だけでは、有権者の心に響いていかない。実現にむけての具体的なプランと「あなたと一緒に実現したい」とともに行動するよびかけこそが、いま必要になっていることを痛感している。
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