ヤグネットの毎日
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2003年03月16日(日) |
ギター演説に思わぬ反響 |
15日は朝から、雨がポツポツ。「参ったな〜」が朝いちばんのことば。というのも、今日は、スーパー前などで本格的にギター演説をおこなう日。場所によっては、事前の案内などもしていることから宣伝ができないことは、とても痛い。 ところが、天気は僕に味方をしてくれたようだ。宣伝をはじめるころには、小雨にかわり、途中からはあがってくれた。よかったよかった。
ギター演説は思わぬ反響だった。
寺田西のハッピー城陽前には、女性後援会のみなさんがバックコーラスをかってでてくれた。ぼくは、「平和への熱い思いを歌に託して訴えます」と簡単に前置きして、「ヒロシマの有る国で」をゆっくりと歌い出す。高音になると、スピーカーを通して、遠い空までぬけていくような感じ。すると、お店に入ろうとしていた若い女性客二人がしばらく聞き入ったり、雨がっぱを身にまといながら、足早に歩いていた女性の方がこっちに向いてきて、最後まで聞いてくれたり。しだいに輪が広がっていった。(写真は、別の所でうたっているもの。) 演奏がおわって、雨がっぱの女性に握手を求めにいくと、堰を切ったようにはなしはじめた。
「とても歌がうまいですね。やさしい声をしていて。。。あなたがいま歌っておられていたとおりですね。戦争はいけません。戦争に協力するお金があるのなら、医療とか福祉とかにお金をつかってほしい。うちの子どもは体がよわくて、正職で働けないんです。あなたの歌をきいて、もっと、政治をよくしてほしいと思いまいた。」
アルプラザ城陽前では、信号待ちでとまった車がみんな僕に注目。かっこいい車にのってとなりに彼女をのせていた「あんちゃん」(笑)も、ウインドウをさげて、最後まで聞いてくれていた。ちょうど信号待ちの時間で最後まで歌えたので、終わった時、車の中から拍手をしてくれた。それから、福井の高校のサッカー部のバスがちょうど前にとまったとき、窓をあけて大きな声援。ちょっと、恥ずかしくて違うほうをみて、歌ってしまった。(汗;)
生協前では、西の空にとびきり真っ赤な夕陽が建物の後ろに落ちて行く寸前。「あ、この夕陽をバックにギター演説してるところとってください。ホームページに使いますので」と奥村議員にたのんだが、前の弁士の方の演説が長い長い(爆笑)。ようやくギターをひきはじめたら、夕陽は建物のかげにしっかりと落ちてしまっていた。。。 僕の演奏がはじまる前に、バイク置き場でヘルメットをかぶって、いまにもスタートしようとしていた女性の方が急に動作をとめて、バイクにまたがったまま、僕の歌をききはじめた。右足でリズムをとりながら、口ずさんでいる。それをみていたら、いいようのない感動が体中をかけぬけて、最後はハイテンションで歌いきってしまった。終わると、その女性の方は拍手をしてくれた。思わずかけよって、「ありがとうございました」と挨拶をさせていただいた。 すっかり日がくれたあともギター演説は続いた。犬の散歩をさせている男性の方が足をとめ、演説が終わって車を走らせて移動する途中、その男性をみつけたので、手をふると、会釈をして返してくれた。笑顔だった。
思わぬ反響にスタッフ一同、とても元気づけられた。終わってみると、七ケ所でギター演説。それ以外に、演説だけのところも10ケ所以上こなし、アナウンサーもやってしまった。のどを使い切った一日だった。結構、体力も使った。帰ったら、バタンキューだった。
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