ヤグネットの毎日
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2003年03月24日(月) 電車を乗り過ごしてまで


 イラクへの攻撃は依然続いている。あるMLで、アメリカ政府が各国政府に対して、「イラク大使館の閉鎖と大使の国外追放」を要請している、との報道記事を目にした。
 コメントは、「世界の憲兵剥き出しの暴挙。フセイン政権は非合法だから大使は無効というのは、アメリカは何様のつもりか?フセイン大統領の評価はいま、おいて一致して抗議すべきだ」とある。
 まったく同感だ。フランスやロシアはこの要請をきっぱり拒否した。大使館を閉鎖するかどうかは、すぐれてその国の主権に関わる問題であり、他国からあれこれといわれる筋合いのものではない。これが、理由である。まったくその通りだ。
 ところが、日本政府といえば「それぞれの国の事情もある。」などと歯切れが悪いようだ。情けない。

 お昼ごはんを、家族で外で食べた。いつも休憩をさせてもらっている食堂の2Fで食べたが、なにか小旅行にきたような気分。息子もおおはしゃぎで、オムライスを食べていた。

 午後からは、保育園の保護者会の「活動のまとめ」の製本作業。役員さんが集まって、みんなで手作業で仕上げていく。僕はこういう時間が、とても好きだ。みんなで、あ〜だ、こうだといいながら作業をする。途中で失礼させていただいたけれど、保育運動をもっと前進させたい、と心から思うひとときだった。

 23日もライブ宣伝を数カ所でやった。
 ライフ前では、中年の男性の方が最後まで聞いてくれて、拍手をしてくれた。
 近鉄久津川駅では、少年少女合唱団の再生にむけての活動で力を貸してくれた、女性の方が用事で電車に乗らなければ行けなかったのに、一本やり過ごして、僕のギターと歌を聴いてくれた。二番に入るところで電車が入ってきたので、改札口のなかへ消えて行ったがその直前まで、一生懸命手をたたいて、応援してくれていた。なんか、涙がでてきそうになって、ギターのストロークを少しだけ強くふりおろした。
 そのときも、最後まで聴いてくれている人がいて、拍手もしてくれた。
 上津屋の広い畑のまん中で、思いきりうたいあげたときは、近くの小学校であそんでいた子どもたちが、大きく手をふって声援を送ってくれた。平和を愛する、人間を大切にする、やさしい心をつなぎあわせていきたい。戦争は、一人ひとりの人生を蹂躙することだ。蒼い空の彼方とつながっている日本の空。この人生の蹂躙へのプロテストを続けなければ、心が爆撃をくらってしまう。いまも、人殺しが続いていることに思いを馳せ続けよう。


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