2005年10月19日(水):愛されてはいるけれど |
彼は、コーヒーをたくさん愛してくれる。 愛されるのは、素敵なことなんだなと感じることがたまにある。 彼はコーヒーにこころの安らぎをくれるのだろう。 でも、コーヒーの人生にはもっと大きな不安材料がある。 経済面。 これが安定しないことには、こころはなかなか安定しないからだ。 彼にはそんな甲斐性はない。彼も自分でそう言っている。 さらに彼はお金に関してはかなりルーズなようだ。 極端な話、トイレに入ると財布を置き忘れるほど管理能力がないらしい。 つまり、この先彼とずっと付き合っていくには、コーヒーは不安定を承知で仕事を頑張るしかないわけだ。 最近、いまひとつ喜べないのは、この点にあるのではないかと思うようになり始めた。 いろんな意味で「頼れる人」というイメージではないのが、不安材料のひとつになっているのだろう。 またダメ男を引っ張ってきたんじゃなかろうかと不安に駆られることも少なくない。 本当に彼と一緒にいていいものかどうかと、本気で迷っているコーヒーがいる。 もうトシもトシだし、恋愛ひとつを取ってみても自分の将来を視野に入れて考えてしまうのが悲しい。 |
|