2005年10月25日(火):恋愛と結婚 |
は、別物だと友人は言った。 彼女の旦那はある程度お金を持っているから、彼女はそれなりにいい生活をしている。 が、出張だらけでほとんど家にいない。 しかし彼女は旦那がいなくて寂しいと思ったことはなく、逆に自由でとてもいいと言う。 彼女は、旦那と愛し合った末に結婚したわけではない。 彼女自身の年齢、当時の身のまわりの状況などから彼女自身が年貢の納め時と感じていたところに、当時しつこいほどにアタックしてきていた→求婚してきていた幼馴染がちょうどいたわけで、さらに双方の両親の策略も加わり、最終的に結婚せざるを得ない状況になっただけだったのだ。 すべてのカップルが、極限まで愛し合っているから結婚するというわけではない。 結婚という制度は、上手に利用すればとても便利な制度だ。 この制度による利益を得るためだけに結婚する人もいるくらいだ。 ゲイで10歳も年下、しかも香港出身の旦那と結婚している中村うさぎが、とある番組で「恋愛とセックスは家庭に持ち込まないのが結婚前に彼とした約束だ」と言っていた。 機能不全の家庭に育ったコーヒーは、愛に満ち溢れた暖かい家庭や一家団欒の図のなど、漫画の中の話だということを知っている。 そんな理想的な家庭は、よほど恵まれた環境になければ実現しないだろう。 すべての人が理想を実現させられるほどの素敵な相手と出会えるかというと、そうでないのが現実というもの。 恋愛と結婚は別物だという考え方はアリかなと、最近思う。 その昔、コーヒーは金に困らない生活よりもこころの自由を選び、離婚した。 だが、愛じゃメシは食えない。 悲しい話だが、今の世の中、金がなければ生きていけないのだ。 |
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