| 2006年03月25日(土):さりげない、その気遣いが |
この日のコーヒーは実家帰りなので、デートの最中も重いカートをがらがらと引いてた。 階段を昇るとき、彼がコーヒーの荷物を手にとって。 そのまま階段を上がっていった。
……今までの彼氏って、こんなことしてくれたっけか?
そりゃ、階段があるたび毎回毎回ではないけれども。 でも、彼が気がつく限り、お荷物を持ってくれた。 なんか、こんな些細なことでもじんわりくるくらい、いままでどこか思い遣りに欠けるひととばかり付き合ってきてたんだなって。
彼の顔を、じっと見つめた。 「お前どこ見てるんや」 大好きなあなたの顔をじっと見ています。 「真っ直ぐ前見て歩け、お前はどんくさいんやから」 はい、確かに……。
やっぱり、やさしさと厳しさが同居する彼が好き。 このひと以外の人に目を向けるなんて、いまはとてもじゃないけどできないよ。 |
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