世を忍ぶ仮の日記
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2002年02月26日(火) 姉妹バレエ


朝騒いでいたら微妙に遅刻しつつ、姉妹揃ってバレエに行く。
あらかじめ打ち合わせで「はじめてです」と偽った妹は、まんまと「のみこみがはやい」とお褒めの言葉を戴く。しかも体やらかいしね。お肌白いしね。姉ながらちょっとうらやましいよ、バレエに向いてるそのこちち(鬼)。
どうやら他人から見ると姉妹というのは似ているらしい。
「頼むからへまやらないでね。私のイメェジ壊れるから」と言ってきかせていたのだが、既に私のボケボケキャラは確立されているらしく、ふとした瞬間に先生に「おまえら似すぎ」とへたれこまれる。
「遺伝子って怖いねー」「ねー」
「そーの動きが一緒なんだよっ!」
「あちゃー」「あちゃー」
救いようのない姉妹である。
オープンカフェで。
妹はクセのある味がダメらしく(バジルもダメ)お昼ご飯は全て私が平らげる。
不服そうな妹をシカト。
学校に写真を提出していたりしたら、妹の彼氏との待ち合わせにまんまと遅刻した。
「終わった。なにもかも」
というメールで、受験が終了したことを告げてくる、そんなブラックジョークが大好きな鬼。
銀座には疎いが、なるべくチェーン店な店に入って誤魔化そうと思ったのだが、案の定おのぼりさん高校3年生カップルは銀座では浮きまくる。
頼むから静かにしてほしい……と少しグロッキーな姉。
まあ、入った瞬間から微妙に隔離された空間に入れられていたので多少は店も我慢できたのだろうが、それにしたって……うるさいのよ、方言がよ。
その後、まったりしたあと(どうも子供達は「まったり」という行為が出来ない模様)、ご飯でも食べますか、ということで、これまたチェーン店なイタリアンレストランに。
そこで飯食べていたら、母の友人そっくりな人を発見。
「ねえ、○○のオバチャンそっくりの人が今そこに」
「てゆか、向かいに座っとる人、娘さんにそっくり」
「……もしかして」
「きゃああああああー!!」
というわけで、銀座のド真ん中で、物凄い偶然に出くわし、はしゃぎまくるオバチャンと私達。グロな彼氏。
「男の子は、今時一浪くらいなーんてことないってっ!」
……まだ結果出てないって、オバチャン。
まあ、かなり「浪人ですぅ」というオーラは発していたがよ。
「むしろ浪人したくらいの方が男としてしっかりするって友達が言っていたよ」とオバチャン側につく私。
グロッキーになった彼氏はそのまま渋谷のクラブで朝まで遊んだそうな(笑)
オバチャンに奢ってもらってラッキー♪
ちょっと運を使い果たした気分(笑)


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