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2005年03月03日(木) その『あいだ』を大切に結ぼう

 生まれること。死ぬこと。僕らはその「生」と「死」の『あいだ』で生きさしてもらってる。胸を張って「俺は自分の意思で生きてるんだ。」っていうこともできるだろうけど、自然の摂理っていうを考えると、ここは受動的に受けてめるのがいいのかもとも考えてしまう。上手い具合に世紀をまたいで生きてる僕らはその時代に何を観れるのか?何を刻めるのか?途方もなく壮大なイメージとは裏腹に、目の前の現実が次々と折り重なってきて、それをくぐり抜けるだけで精一杯な自分がいる。

 『あいだ』というと、中途半端なイメージも含まれそうだけど、この『あいだ』っていうのはとても大切なものだと思う。良く小説の解説に「なんとも言えない行間が」とか、映画の論評とかでも「二人のあいだの空気が素晴らしい」とかってのを目にする。その『あいだ』に作り手は何を描いて、読み手、観客は何を感じたのか・・・。この『あいだ』に潜むものを感じ取れる瞬間こそが、僕らが生きているひとつの証明になるのかもしれない。

 恋愛でもそうでしょう。相手の距離を縮めることをいつも思ってるけど、ふっと、恋が成功に辿り着こうと、もがくこの距離感がたまらなく自分を感化さしていることがある。二人にとってたまらない距離感が存在して、その『あいだ』こそが恋なのかもと思って疑わない瞬間。いいですね。人と人の『あいだ』に線を結ぶこと。僕らが生かさしてもらってるのはこのためかもしれない。

 そして思うのは神様、「ありがとう」。 


 なんかもっと色々と膨らみそうだったけど、まとまっちゃったので今日はこの辺で、ふっと気まぐれに思って残してみたくなった言葉。せっかくだから残してみました。


     2005.03.03.AM02:02


  My Soul of Song

    CHAGE&ASKA 『not at all』


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