エアーポケット
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誕生日も跡形となく過ぎていき、気がつけば28歳になってたって感じ。28歳、客観的に考えると、大人になったな〜って感じかな、今は10代から引き連れてきた自分の哲学と、現在の哲学が混ざり合ってなんとも異様な感じがする。混ざって混ざって混ざりきった時の色が自分の色なのかなって思うけど、じゃぁいつまで混ぜ混ぜしてたらいいのかな?って思ってしまう。ずっとだろうな。
僕の最大の欠点が、「こうあるべきだ。」っていう確固たる思想がないこと。「こうあるなら、こうはない。」じゃなく、「こうあるなら、こうもあるだろ?」ってな具合になってしまう。駄目だな、これでは先に進めない。選択することの一つの手段である、消去法が僕には存在していない。消せないから選択肢は増える一方、選ぶ時間だけで一生終わる。
在り来たりに言ってしまえば、一歩一歩自分の歩幅で歩きたいだけ、でその自分のペースで歩いているうちに、隣で偶然にも同じペースで歩いている人と一緒に歩く。それができれば最高だ。無理に合わすことも、合わされることもなく、ただ坦々と歩いていく。それが出会いの必然性だと思う。
こだわることなく生きていければ楽なことはない。でもやっぱり事あるどこに立ち止まって、こだわっていく。これを無くしてはいけないのは承知しているから、なくさないように生きている。こだわれるだけこだわる。自分が今やっていることになんらかの意味を見出す。それしないと生きてる意味も半減してしまう。僕は僕なりに精一杯生きている。観てくれている人がいるだろう。いて欲しい。すべては願い。願うことを辞めるのは簡単だけど、願うことで先へ進めるような気がする。
仕事のこと、あんまり深く考えないようにしないといけないだろう。深く考えても見返りは極めて少ない。考えないけど、やれることはやっていく。こればっかりは自分のペースってわけにはいかない。時にはせかされるように、やり遂げなければいけない場面もある。そのときは腹を決めてしっかりやっていく。
恋愛のこと、結婚も考えないといけない。なんせ28歳だから、これを理由にするのはとても嫌いだ。ゴールという人もいるし、スタートという人もいる。通過点という人もいる。どれも当てはまるけど、僕にとって結婚は、そうだな未知との遭遇といったところか。未開の地、まだ開拓するには早いような、しかしもう機は熟しきってるような。これについては、まったくわかりません。たぶんこれは「どりゃ〜」って突破しないといけないことなのかもしれない。とりあえず助走してみようかな。いや待て待てとりあえずウォーミングアップだ、あぁユニフォーム着替えないと、あぁ試合時間間違えた。なんてお茶ら気は通用しないかw。まぁここは予選敗退がオチだろう。さぁ次の試合だ、相手は誰だ?w。 どうせなら、生まれたときに神様が「あなたは誰々と一緒になるんだよ。」ってな具合にそっと耳打ちしてくれればいいのに。神様は絶対知ってるくせに、隠したままにしている。結構意地悪な奴だな。で、僕らがくっついたり、離れたりしてるのを上から見て楽しんでるんだろうね。たぶん、「悩みなさい」ってことだと思うけど。
なんて愚痴をいいながら僕の今日は終わる。そしてなにくわぬ顔をして明日がくる。来てもらわないと困る。今日を精一杯生きろというが、明日のために今日があり、昨日があったからこそ今日がある。 そして感謝すべきは、今生きているということ、明日を与えてくれたこと。昨日が無事終わったこと。そして28年間、僕が手にしたものは、類まれなる博愛精神と、皮肉な哲学。
27歳という時間は取り戻せないけど、28歳からの時間は願うことで手に入ると思う。やりたいようにやればいい。きっと答えはついてくる。色んなものを引き連れて生きていく。膨大な選択肢を少しづつ突破していく。選ばないという選択もある。ここは選択しないといけないときだけ、ジョーカー使わしてもらいますw。
Today's Favolite Song
CHAGEandASKA 『太陽と埃の中で』
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