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| 2005年10月18日(火) | 一番近い遠回り |
気分のいい瞬間ってどんなだろう？うまく事が運んだときだったり、一度も信号に引っかからずに帰宅できたときだったり。夕方の帰宅時がこんな混んでいるとは正直思ってもいなかった。うまくいけば５分で帰れる道のりに20分もかけての帰宅は色々と考える。今日の出来事、明日の不安、そこにパンドラの箱の一番最後に残されていたものは登場せず、若干賑わいだした繁華街を横目に煙草を数本吹かして車をゆったり走らせる。
だいぶ低い位置に登場している月、ついさっき消え去った太陽を懐かしむような輝きがやや眩しい。
一番近道を選んだはずの遠回りな道のり、5分でくぐり抜けれると信じて走らせた20分。そのあいだの15分に思った色々なこと。たぶんすぐ忘れしまうその想い。出し忘れたラブレターじゃないけれど、ふっと思い出して伝えたい。ここからはきっと早い、振り向けば10代、気がつけば30歳、その向こう側に見えるパンドラの箱、開こうか、やめようか・・・。
Today's Favorite Song
CHAGEandASKA 『水の部屋』
