| 2002年09月18日(水) |
「インソムニア」を観てきました |
あらすじ・ロス市警、殺人課の刑事・ドーマーは数々の事件を解決していて一部では英雄視されていた。ドーマーは相棒・ハップとともにアラスカの女子高生殺人事件の応援へと回された。太陽が沈まない白夜の町でドーマーを尊敬する女保安官・エリーらと共に事件の捜査につくドーマー達。ドーマーとハップには共有の秘密があった。その秘密をめぐりハップと言い争いをしたドーマーは眠れぬまま犯人をおびき寄せる罠へと急ぐ。深い霧の中、犯人と思しき男を追うドーマーは拳銃を発射する、がそこに倒れていたのは犯人ではなく、ハップだった。自らの誤射と言い出せないまま、事件は流れていく。犯人が落としたと思われる拳銃を密かに拾ったドーマーは弾痕を偽装する。罪の意識にさいなまれ、眠れなくなったドーマーに犯人から電話がかかってくる。犯人・フィンチはドーマーがハップを撃ったところを見たという。そしてその罪を口にしない代わりに自分も見逃して欲しいと相談を持ちかける・・・。その頃、エリーはハップの事件の報告書を書きながらおかしい点に気づき始めていた。
予告編を見る限りではもっとサイコな感じがしたのですが、一直線の刑事ドラマでしたね。良心の呵責で眠れなくなったドーマー(アル・パチーノ)、なぜそんなに元気に走り回れるのだ?後半はさすがに6日も寝ていないということでへばっていたけれど、私なら一回のオールでその状態だよ(;^^)刑事のもつ不屈の精神なんだろうか?ドーマーを英雄視しているエリー(ヒラリー・スワンク)と犯人を逮捕することにこだわる老刑事・ドーマーの対比が良かったですね。純粋に尊敬のまなざしを持っていたエリーがドーマーを疑う瞬間って言うのがよかった。後、犯人・フィンチのロビン・ウィリアムズは特筆すべきでしょう。最近、お得意のコメディ路線の映画でぱっとしない彼でしたが、この犯人役は本当に怖かった。人間味あふれる普段のイメージとのギャップからくる怖さ。普段は優しい男なのに本当にどこかのスイッチが入ったかのように暴力を振るい、殺人を犯してしまう。そしてその遺体を丁寧に扱い証拠を残さない冷静さ、ゴミ捨て場に死体を遺棄してしまう冷酷さ、ドーマーの心の隙間に入り込み揺さぶる狡猾さ・・・。これは怖い。ストーリーの締めといえば後味が良いタイプ。もっと意外性に走るか?と思ってたけど王道って幹事でした。これが一番しっくり来る終わりかたなんだろうな。先月観た「プレッジ」も犯人を捕まえることに執念を燃やす老刑事が主人公だったけど、まったく対極の終わり方だったね。これはリメイクとのこと、オリジナル版が観たくなりました!
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