ドライブ。紅葉がやっと色づき始めたので軽い気持ちで車を止める。駐車場にもそこそこの車の数。ちょっと昇るとモノレール?の駅が。幸駅(今ここ)から次は花駅、そしてさらに上の神駅(英彦山神社があります)。この3つの駅で運行している。車で一応、花駅までは行けるらしい。でも、30分前に最終が行ってしまっていたのでそのまま駐車場に戻るが、逆方向に鳥居を見つける。石畳の上を仰ぐと倒れそうなほど階段!!ま、行けるとこまで行こうよ。と気軽に登り始める。最初のところは坂道(この石畳っていうのも普通のじゃなくて、ぼこぼこのやつなの)で時々現れる階段の1段がでかい!!もう、もうちょっと考えてよ〜。といいつつ登る。まだ周りの風景を見る余裕あり。両サイドから紅葉の木が生えており頭上は紅葉の覆われて空が少し見える感じ。まだ紅葉していない青々した木だが、もう暫くすると美しいのだろうな、と思う。ちょっとぜ〜ぜ〜、しだして漸く中盤、花駅に到着。引き返そうか?せっかくここまで来たんだから行けるとこまで行こうよ。(もちろん、この前者は私の台詞。後者はだんなの台詞。行けるとこまでがここまでだっつ〜の。でも弱みを見せたくない私は そう?とか言っちゃう(;;))そうしたら土産物屋さんのおじちゃんおばちゃんに「あんたら今から上に行くの?早よういかんと暗くなるよ。上までは行って帰って30分はかかるけん」と言われる。30分・・・片道15分か。ならいけるかな?とか甘い心を出してみると旦那さんから「その15分ずっと階段を登り続けるんだよ」とか釘を刺される。上から降りてくる人たちの服装ががらっと変貌を見せる。すっかり登山、ハイキングの装い。それに下と違ってALL階段。(あのでかくて不揃いで登りにくいやつ)暫く登って早速赤旗。「だめ、戻ろう」「下見てごらんよ、せっかくここまで登ってきたんだからあと少しじゃん」どう見てもあと少しには見えないが、もう少しがんばる。すると何故かサイドをモノレールが登っている?なぜ?ひょっとして幸駅では最終は言ってしまった後でも花駅のはこれが最終だったのか?ショック。そしてすでに私のふくらはぎや腿は弱音を吐く。「いや〜、無理。一人で行ってよ」「もったいないじゃない、あと少しだしさ」なんか”痛かったら手を上げてください”と言って手を上げたら”がまんして〜”と言う歯医者のようだ。結局、ぐっと堪えて堪えて堪えて、登りきりましたが、そこにはショッキングな映像が。社務所とか堂はあるのですが、奥にある階段は何でしょう?すっご〜く上に伸びているのですが・・・・・。「・・・あれは無理、待ってるから行って来たら?」「いや、さすがに無理」まぁ、周りも暗くなってきてるしね、戻るとするか・・・、あの階段と坂を降りてな!!!! 旦那さんがいなかったら絶対、戻ってた。ありがとう。
|