時間がないと言うのに頑張って分厚い本を読み終わったのに、なんだろうこのスッキリしない感。『双面獣事件』７５１頁もあったんですぜ。長編を苦手とする私が頑張って読んだのに・・・。確かに、面白かったから、この謎をどう解くのか知りたかったから。でも最後に現れた結末はなんだか次号に続く！的な感じで。まぁ、蘭子生涯の敵、ですからこの1冊で対決を終えるわけにはいかなかったんでしょうけど、これだけ引っ張っておいてそれはないだろうと。蘭子の切れる推理とやらも感じられませんでしたし。結局はラビリンスに先手、先手を取られていいとこなしで終わった感があります。次に期待。

ネタバレ、というほどではなかったかもしれませんが、私のように期待して蘭子シリーズを読むぞ！という方にはちょっとがっかりなお知らせだと思ったのでネタバレ、とさせていただきました。