mao&angieの日記
DiaryINDEXpastwill


2003年01月22日(水) 悲しい知らせ

勤務中、ときどき、社員さんが通達として、印刷物を配る事がある。
大概は仕事の事で緊急を要する事なのだけれど、今日の通達物は見た瞬間、
息を呑んでしまった…

癌の為入院していたある人が、亡くなったとの知らせだった…

彼女は私と親しくしてて、土日のお昼はいつも一緒で、日曜日はみんな同じ時間に仕事が終わるので良く、もう一人Sさんと3人でお茶していた。

病気の事も知っていた。
転移性の癌で、転移先は治療しても、根本がわからずに治療が出来ないのだということも。
それでも、身体が辛くてもいつも彼女は笑顔だった。
旦那さんに先立たれて、二人の子供さんを育ててきたお母さんで、きっと最後の最後までがんばったんだろう。
下の子供さんも進路が決まって、少し安心して旦那さんの元へ旅立ったに違いない。

そう思わなければ、悲しすぎた…

私の事もいつも逢うたびに「彼とはデート出来たの?早く、ご両親に挨拶してもらって安心させて上げなきゃ。(笑)」って心配してくれた。
彼女にステキな報告をして元気付けてあげたかったのに…
間に合わなかった…何もしてあげることが出来なかった…

後悔先に立たずって言うけど…本当だ。
彼女自身にはもう、何もして上げられない。せめて、彼女の事を忘れずにいることが、彼女を偲ぶことが、私に出来る供養だと思う。
彼女の見せてくれた生き方に、恥じないように前を向いて生きて行く事、これが彼女を知っている私の出来ることなのだと思う。


今は…彼女の笑顔しか、思い出せない。

             (真央)


mao&angie |MAILHomePage