mao&angieの日記
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40になったと思ったら あっと言う間に、44。 あんまり、うれしくないッス。
でも、憶えててくれる友達がいて それは、とても、とても、とってもうれしい。
『ハンノキは両手をかけて動かそうとした。 が、石はびくともしない。
手つだって と言われて、テハヌーもハンノキに 倣ってひっぱりあげようとした。
石は少しだけ動いた。 次にはまた少し動いた。
ふたりは力を合わせて 懸命に石を押した。
石は下の石とこすれあって ギーギーと音をたてながら、 少しずつ石垣からはがれ、
ついに にぶい音をたてて、石垣の向こう側へ ころがり落ちた。』
ゲド戦記最新刊の中から、抜粋。
ハンノキは、テハヌーに助けを求め、 はるか遠くから旅してきた男。 テハヌーの助けで、ハンノキは 再び、最愛なる妻とめぐり逢えた。
(杏路)
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