日記
日記です。なんかあれば書こうと思いますです…。

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2006年12月29日(金) 最近の話題


実家帰って久々のテレビ番組をみてみると,今の時期は2006年の統括だかなんかで2006年度の問題を扱っている。一番関心が高いのは学校のいじめ自殺が目立ったみたいだ。

全体的にいえるのは,罰則を設けてふせごうという姿勢がきわだつ。いじめにしてはいじめた奴となにもせず傍観していた奴を警察送りにしてちゃんと処罰しよう,ということ。そういえば飲酒運転も酒飲んで車運転したら一緒に乗った奴も同罪にしようという。

飲酒運転は社会人に対しての処罰だしはっきりいってまっとうな社会人が行ったこととしてはまじでだらしのない行為だからまったく同感なんだが,子供のいじめについては対応がなんか疑問だ。

子供が自殺を考えるのは総合的な理由が大きい。具体的にいえば学校も家庭も自分の世界すべてが悲観的になると自殺という選択肢になる。学校がどんなにクソでも家に帰って楽しければ自殺しないし,逆に家がどんなにクソでも学校が楽しければ自殺しない。そういう話をぶっちゃけている奴は僕の人生にも多い。

今のいじめは,まず学校がつまらないことがあげられる。今の学校って何をしにいくところなのか不明である。まず明らかに勉強しにいくところではない。部活をしにいくところかというとそうもいいきれない,集団生活をするところなんてのもあるし,ようするに遊びも勉強も社会生活もなんでもやるところという印象をうける。確かに人間1つのことだけやってると飽きるのは確かにあるので,1つ2つ掛け持ちするのはいいことなんだが,今の学校は10個以上掛け持ちしている。10個以上掛け持つと大体もうなにがなんだかわからなくなるからつまんないという話になる。

家庭。残念ながらこれに恵まれるかどうかはまさしく神のみぞ知る。僕はたまたま恵まれた。大学院いきたいって夏休み話したら母親は「は?あほですか?」って顔されたけど冬休みにもう一度話してみたら「ま,いいんじゃない?」っていってくれたし。「大学は前の高専よりはいいところだし楽しいよ」ってそえたのが大きかったかも。それはともかく僕の周りにいる親はたいていいい親なんだが,中にはテレビできくようなパチンコやってて赤ちゃんほったらかしにして死亡させるような親もいる。そういう家庭に生まれたらもうなんていったらいいか…という話。が,僕が思うにたいていどこの家庭もそんなに悪い家庭ではないように感じる。遺書をみてもあまり親を責める内容のものはないし,あれをみて親がいじめに加担しているという印象は受けない。親がどういうしつけをしているんだというのは結局「いまどきの若者は〜」に並ぶまぁよくあるクソみたいな暴論だという気もする。

結局は,朝適当におきて学校にいき,勉強してんだか遊んでんだかよくわからないことやって,部活いってよくわからんしごきをうけて塾いってさらにわけのわからない話をきいて夜くたくたになって帰って…なんて生活をしているうちに,こんな生活がくだらなくなって周りを攻撃するようになったってことなんじゃないの?という気がしてならない。ま,学生の学力低下だのなんだのいう一方でゆとりも必要だのいいだした結果がこれだともいえるんだが。

はっきりいえば社会がすべてビジネス化(なんでも製品になり商売できる)し,すべてが利害関係で成り立つようになったから,世界が極めてしらけたものになったのが大きい。悪いことではないんだろうが。

それはともかく,子供が楽しく感じる世の中とはどういう世の中か。朝おきて,自分のやりたいことをやりたいようにやる。気のあう奴をみつけて好きなものをみつけてそれを極めるまでやる。逆にやりたくないものは無理してやらなくて結構です。嫌いなものはやったって効果でないのであまり意味ないですから…。これでよいと思うんだが…。

ちなみに僕は,音楽と絵とパソコンが好きだったからそればかりやってうまくなったかどうかは別として楽しめた。逆に体育,読書,人付き合い,数学は大嫌いで…今はできないことはないんだけどあまり得意ではない,必要にかられればやるが自分から進んで趣味的にやりたいとは思わない的なものはある。まぁ大嫌いなものがそこまでのレベルになったのはたまたまいい人などに恵まれたおかげなんだけどね。自分だけの力ではまずここまでにはならなかったと思う。絵と音楽とパソコンは好きだったから別にあの先生に教わらなくてもここまでできていたであろう自信はるが。

ではでは。

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