Mother (介護日記)
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カラオケの後、ゆきっちの車で病院まで送ってもらった。 帰りは、面会終了時間に合わせた最終のバスがある。
病室に着くと、母はちょうど夕飯が終わるところだった。 母はデザートについてくる果物を、毎回「食べる?」って聞いてくる。(^_-) 今日はバナナ半分。 「これはね、患者さんの為に栄養を計算して出しているのだから、 私が食べるわけにはいかないんだよ^_^;」 そう言いながら、食器を片付けてあげた。
テレビカードの残り時間を調べたら、明日の面会までには足りなくなりそうなので、 1階に下りて、買って来てあげた。
ウエットティッシュが終わってしまったので、明日買って来ることにしよう。
荷物の受け渡しなどの引継ぎ事項をノートに書いた。
最近、母は同じことを2度言う。 それも2〜3分前に話したばかりのことを。 以前はしつこく念を押す為に繰り返していたのだけど、 最近はそうではなくって、最初に言ったのを忘れている^_^; たぶん、 「アリュールが来たらこれを言わなくっちゃ、あれを聞かなくっちゃ」って 忘れないように一生懸命覚えているんだと思う。 それで私が行くと“あれを話さなくっちゃ”って、必死になっちゃうんじゃないかな? 「欲しいものがあったら、その場でここに書いて置いてね。 そうすれば私が必ず読むから。 忘れないようにって覚えておくのも大変でしょう?」
ベッドには算数のドリルが開いてあったので見てみると、答えが間違っている。 文章の問題の意味がわからないようなので、説明をしてあげた。
その後、漢字の書き取り練習用に、母が日常使う言葉を漢字で書いてあげた。 「明日までの宿題ね♪」
その時、お隣のベッドの患者さんの声がした。 「もしもし、ちょっとお隣の奥さん?」 ・・・って呼ばれたって、ここは6人部屋。 真中のベッドのあなたは誰を呼んでいるの?^_^;と思いながらも、 私は既に返事をしていた。σ(・_・) 母との間のカーテンが揺れているから、やっぱりうちに用があるらしい。
「私は昨日、防災訓練の最中に具合が悪くなって救急車で運ばれてきて、 何も用意してないんです。 この身体で動けないので、申し訳ないですがテレビカードを買って来てもらえませんか?」
仕切りのカーテンを開けてみると、60代の女性が点滴をしていた。
「いいですよ。」 「イヤホンは売っていますか?」 「さぁ、どうでしょう? 売店は5時までなので、今日はもう無理ですね。」 「家にはあるんです。」 「それじゃ、明日、ご家族に持ってきてもらうといいですね。」 「でも、私、忘れちゃうし・・・」 「それじゃ、私が持っているメモ用紙に書き出しておくといいですよ。」 「でも私、目が悪いので・・・そうだ、老眼鏡も持ってきてもらわないと。」 「じゃ、私が紙に書き出しましょう。他に必要な物はありませんか?」 そうだ、私が作った荷物の一覧がありますから、それを見ながら書きましょう。」 ってことで、思わぬところで、あのリストが役に立った。
「イヤホン・老眼鏡・歯ブラシ・液体歯磨き・ヘアブラシ・外履きの靴」
メモしている間に、時計を見た。 なんとなくやばい時間。 バスは何分だったっけ?^_^;
お隣の患者さんから2枚を頼まれて5000円を預かった。 廊下を小走りに急いでエレベータに乗り、1階の売店コーナーに向かった。 売店は既に終了しているが、ドリンクの自動販売機と、 テレフォンカード・テレビカードの販売機は使える。 ところが・・・ 「しまった!!!」 そうだった、ここは5千円札って使えないんじゃん �堯福陰Α院叩叩帽欧討読村爾北瓩襦�
ところが、お隣の患者さんは千円札を持っていないという。(+_+) 自分の財布を見たら、ラッキーなことに持ち合わせていたので、両替をしてあげて 再び、廊下を走る私。ε=ε=ε= ←音速の為見えない
ナースステーション前の時計は、もう18:50分。 確か、52分のバスだったような・・・^_^;
でも取り敢えず、頼まれた用件を済ませなくてはε=ε=ε= ←音速の為見えない
2台のテレビカード販売機を同時に使って速攻で買ったけど、 こんな時、エレベータが他の階に行ってたりする。
もう、たぶん、バスは無理っぽい。ヽ( ′ー`)ノ
病室に戻ると、私がバスで帰ることを、母が隣の患者さんに話したようで、 「バスの時間は・・・大丈夫ですか?」と聞かれたが、 「ええ、頑張ります^_^;」と答えるしかなかった。
バスは遅れることもあるから、それに望みを・・・
しかし、既に19:03。 タダでさえ暗い道は、通る車もなくてシーン・・・^_^; やっぱ、行っちゃった?
仕方ないので、坂を登って病院玄関前に止まっているタクシーに乗り込んだ。
「バス、行っちゃいました(^^ゞ」 と言うと、 「あぁ、それは、残念でしたね〜」と言って振り返り、 「それじゃ、これを」と言って、なんと冷たい真っ白なおしぼりを差し出してくれた(・o・) 「特別です♪」と言って、そのスキンヘッドの運転手は笑った。 これはお客の心をつかむでしょう。(*^-゜)⌒☆ すばらしい♪ こんなの初めて。
私はすっかり打ち解けて、バスに乗り遅れた原因となった直前のできごとについて話した。
「でも、いいことしたのだから、それは他の形になって、 きっとまたあなたに戻ってきますよ」 と運転手が言った。
「そうですね、今、こうやって冷たいおしぼりを戴いたし。 もしかしたら気付かないうちにどこかで先に戴いちゃてるのかも知れないし」
「え?そういう考え方ができるというのはすごいですね。宗教的というか・・・」
いや、私は無宗教ですけどね。(^^ゞ 簡単に言えば、良く小さい時に言われたことだけど 「神さま、仏さまが見ている」ってことでしょうかね。 例えば人が見ていないところで悪いことをしても、 神さま仏さまが見ていてバチが当たるんだってこと。 誰も見ていなくても、良いことをすれば、そのご利益は必ず自分に返ってくるのだと。
でもこんなふうに自慢気に人に話しちゃ、だめかなぁ (笑)
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