Mother (介護日記)
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2002年08月10日(土) 痴呆加速・・・

今朝起きてすぐに母の部屋をのぞくと、母はまだベッドに寝ていたが、
ふと見ると、テーブルには朝食のパンとバナナとトマトが載っていた。
でもまだ一口も食べた様子はない。
準備だけして、寝てしまったようだった。┐(  ̄〜 ̄)┌

毎週土曜日はデイサービスの日なので、
昨夜は寝る前にテーブルにメモと、お迎えのマイクロバスの写真を置いておいた。
「毎週土曜日はデイサービスの日です。8時半にお迎えが来ます。」
母はそれを読んで早めに準備をしたつもりなのだろうけど、
本人は既に忘れているらしかった。

取り敢えずは起こして、食べるように言った。

ところが30分ほど経って見に行くと、
食べかけのまま、また寝ていた。�堯福陰Α院叩叩�
「早く食べないと、お迎えの車が来ちゃうでしょう?」と言うと、
「どこへ行くの? 何しに行くの?」と言う始末。

ここでまた『首掛け』の登場。
大きな札にデイサービス云々と書いたものを首から下げて、
必要な時に見ることができるようにしてあげる。



母は右の肋骨の下がたびたび痛むらしく、
座っているのに疲れるとすぐに横になってしまう。
横になればすぐにウトウトし、目が開けば、カーテンをめくり外の景色を眺めている。

用がなければ寝ているということが多い。

朝、顔を洗って着替え終わるとまた横になってしまい、次に起こしに行くと
「あら? もうこんな時間?」と、今初めて起きたようなことを言う。
そのため、家族に「おはよう」と挨拶をしても、数分後に顔を合わせると
再び「おはよう」という。(^_^;)

レフティーが夜、仕事から帰宅すると「お帰りなさい」と言うが、
「あらレフティーさん、こんばんは」などと言うこともある。


居間に連れてきてテレビを見せたりもするのだけど、
ただ「私はこの俳優さんが好き」だとか、
ニュースの一部を聞いて「怖いねぇ」などと少しのコメントをする程度で、
ドラマなどを見ていて、たまに笑ったりすることがあっても、
ストーリーまではとても把握できていないようだ。

絵本を読むように言っても、ただめくるだけで、
文字を追ってはいても、物語として“読む”ことはできないので、
すぐに飽きてしまい、いつの間にかまたベッドに寝ている。



トイレで汚れたおむつを脱げば、その場でズロースだけ履いて、
部屋に戻ってもおむつを履くことをすっかり忘れている。

家族がトイレに入った時に、おむつが置き放しになっているのを見て、
「ば〜ちゃん、おむつ、新しいの履いているかな?」とチェックをする。

それはお風呂でも同じで、
脱衣場におむつが置き放しになっていて、母をチェックすると、
おむつどころかズロースも履かずに、いきなりパジャマのズボンだったりする。


汗をかいて脱いだものをベッドの柵に引っ掛ける。
夕方、取り込んだ洗濯物をたたむように言うと、自分の物はベッドの柵に引っ掛ける。
つまり、ベッドの柵にはキレイなんだか汚いんだかわからないものが、何枚か引っかかっている。
靴下は、脱いだものも洗濯が終わったものも、ベッドの足元にある。
それぞれ、洗濯をした私が選り分けて引き出しにしまったり洗濯に出したり・・・



会話の8割は無効。
そのうちの半分は補聴器をしていないために、通じていないもの。
残りは、言ったそばから忘れてしまうというもの。
そのため、家族は何度も何度も同じことを言わなくてはならない。
だから、何でも書いて渡すことが多い。



また、暑い寒いの感覚が鈍くなり、夕方早々に窓を閉め切ってみたり、
お風呂の温度を上げたり、ゆっくり浸かって出てきて、湯上りにまた汗をかいたりしている。


してはイケないこと、しなくてはならないことがあるが、
母は寝たきりではないので、私も付きっきりでもなく、
その中途半端が非常に大変だったりする。

『何もやらなくていいから寝てろ』という方がはるかに簡単なようだけど・・・
家族が手を出すことが多くなれば、
ますます自分でやらなくなるだろうし、考えなくなるだろう。
痴呆を進めてしまうのは『何でもやってしまう周りの環境』だと言うね。

何だかまとまらない今日の日記・・・


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