2004年12月19日(日) |
水木展とジャンプフェスタとららぽーとと私 |
久しぶりに着たコートのポケットから、ちょうど1年前の日付の切符が出て来ました。 (いや、キセルしたんじゃないですよ。帰りが翌日なのにうっかり1日期限のフリー切符買って使えなくなった切符) 早いものであれからもう1年…気づかずに切符突っ込んで自動改札が閉まった時のあのやるせなさは、1年経った今でも思い出すたびに甘酸っぱい何かがこみ上げてくるほどです。(死ぬほどどうでも良い邂逅) そんな年の瀬も気がつけばもう残りわずか10日余り。 そして年の瀬といえば、私を含め特殊な趣味を持つ者らがお盆前後に次いで俄然活動的になる特別な時期。
というわけで、今年のオタク行事納めもいよいよラストスパート。 本日まずは江戸東京博物館にて開催中の大水木展へ。 小1時間程で見終わるかと思いきや、さすが京極&荒俣プロデュース、 その展示内容の充実度は大したもので、10mの書き下ろし大人生絵巻や、実物大鬼太郎ハウス、水木サンが学生時代に書いた絵本等など見ごたえタップリ、じっくり見てたらいつの間にか2時間半が経過。 出口付近に『妖怪大戦争』のエキストラ募集のチラシが張ってあり、一瞬真顔で考え込んだりしつつ、次の目的地へ移動。 (しかし、水木しげるとりゅうくんのコラボは、なんとういうかもう世の中の流れが私に歩み寄ったとしか)
次の目的地はジャンプフェスタ2004開催中の幕張メッセ。 小さいお友達や大きいお友達でごった返す中、小畑神の原画を穴の開くほど眺めたり、いちご100%の原画を穴の開くほど眺めた倒したり、ステージの声優さんを遠目に見てニヤニヤしたり、悟空ねぶたの周りで踊り狂うピッコロさんを見て複雑な気持ちになったり、『スナックお登勢』を発見して喜んだり(でも実物大定春は書割)していると、たまたま通りかかったメインステージでワンピの何かが始まったので腰を落ち着けて見ることに。
ステージで、アニメの声優さん達と原作者の尾田栄一郎氏が愉快なトークを繰り広げる中、オダエーかボケるたびに声優さんたちが「栄一郎!!」 と突っ込むのが個人的に別の意味で非常に愉快でありました。 が、なんといっても一番のサプライズは司会が水島裕であったことであるといえよう。 パーカーにジャケット重ね着の裕ルック健在。 てか、この人今いくつなんだろうと思って調べてみたら1956年生まれですて!うはー。そらドラえもん声優陣も交代するわ。
各ステージがそれぞれクライマックスの盛り上がりを見せる中、水島裕を見た満足感に酔いしれつつ会場を後に。 その高揚感からか、途中寄った駅前のアウトレットモールで突如激しい物欲に襲われ、予定外の散財。むー、年末のアレ予算が。
その後、物心ついた時分からCMでだけはその存在を繰り返し刷り込まれていた、船橋ららぽーとへ。 おお、ここがあの「らーらーぽー♪(CM)」でお馴染みのららぽーとか。 まさか自分ががここに来る日がこようとはなあ、ちょっと感慨深い。 つうかもう何年もあのCMやってないよなあ、つうか、でかっ! さらに、つい最近隣りに出来たばかりというショッピングモールも冷やかしつつ、ご飯食べたり、さつま芋シュークリームに喜んだり、ペットショップにいた柴とチャウチャウのハイブリッド犬の可愛さ(しかも超格安3万円ポッキリ)にあわわわとなったり、知らない街のボウリング場でボウリングするかと思いきや、何故かビリヤード対決でアツくなったり。
そんなこんなで盛りだくさんだった師走の1日の思い出を胸に、帰路(計2時間弱)についたのでした。
それにしてもどんなに疲れていて(前日30分睡眠)爆睡しようが、必ず下車駅のひとつ手前で目が覚めるのは、もう、ちょっとこれはひとつの才能といって良いのではないかとおもう。
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