そう…神様はちゃんと見てくださっていたのです…。
私最近、ちょっとビリヤードにハマってまして。 この日も、併設されているビリヤードを目的に某ボウリング場へ。 そのボウリング場のレーンは、2階と3階の2フロアに分かれていて、ビリヤード台はその各階に数台ずつあって、どの台を使用するかは自由に選べます。 2階で受付を済ませ、特に何とはなしに3階フロアに向うと、既にフロアの全レーンは埋まっており大盛況。 なにやらトーナメント戦のまっさい中の様子。 さすがお花見日和の日曜だけはあるなあ、などと思いつつ、しばしビリヤードに興じる我ら。
…と、
ふと、あることに気づきました。 アレ?ちょっと待てよ?ボウリングやってる人たち、もしかしてみんな同じ種類? 気になってよくよく見てみれば、そこには見渡す限りの、ヒゲ、短髪、そして比較的良いガタイの皆さん。 分かりやすく例えると、川田利明や安田大サーカスのクロちゃん(ヒロくんも?)がいっぱい。 こ、これってもしかしてアレですか?いわゆる熊ちゃんボウリング大会なのではっ?! 熊ちゃんたちがタマ転がし?!熊ちゃんたちがお互いにタマを転がしあって親睦を?! そして、こっちはこっちで熊ちゃんたちと一緒に玉と棒を!?
パ ラ ダ イ ス
いやー、なごむわー。 ストライク出した時の喜び方とか、ガーターの時の「んもう!」みたいな仕草がカワイイ。 ああ、これはきっと先日のかなまらショックからいまだ立ち直れない私のあまりのヘコミっぷりを哀れと思っての、神様の有難いお慈悲にちがいない。 何気なく足を踏み入れた、そこがまさに桃源郷でした。 しあわせっていつも何気なく足元に転がっているものなのですね! ありがとう神様!ありがとうかなまらの神様!ありがとう!
と高鳴る胸の内を押さえきれずにいたところ、ほぼ時を同じくして、その微妙な空気を敏感に感じ取った連れのBLさん(ボーイズラブではない)が、心なしか不安な面持ちで、「もしかしてこの人たちって…」 おっ!チミも気づいたかねそうかねムッフー…っていうかアレ?ここにも!?ヒゲで短髪で筋肉でついでに白い人がっ?ここにもっ!? (目をゴシゴシこすりつつ双方を何度も見比べながら) いやアナタそれ被りすぎですから!(熊ちゃんではないのだけが残念)
さてさて!これは実に楽しい事になってまいりましたよ? いつのまにやら、他に何組か卓球とビリヤードをやっていたお客もいなくなり、気がつけばフロアにはその熊ちゃん集団と我らのみ。 ていうか、アレ?この状態、もしかして仲間はずれはアタシだけ?みたいな?いやーんどうしようーみたいな?(ものすごく嬉しそう) もー、悔しいからちょっとトイレに行ってしばらく席を外してみたりしてみちゃおっかなー。 そしてトイレから戻ると、極力後ろを取られないよう壁にピッタリ張り付き、置き去りにされた子犬のような目でガタガタ震えているBLさんの痛々しい姿が。もしや何かあったのかと期待したのですが何事も起こらなかったようで、むう、残念。(鬼畜) ちと早く戻って来すぎたかしらん? それともやっぱり私の存在が邪魔なのか。「なによあの女!」とか思われているのか?(いやむしろ思って欲しい) いやもう私ぜんぜんそんなんじゃありませんから!違いますから! そんな気持ちをアピールするべく、BLさんがタマを打つ時には出来るだけ熊ちゃん側に尻が向くよう、台上のタマ配置に苦心したり。 (その後しばらく険悪なムードに) ホントはウッカリしたふりして、タマを熊ちゃんたちの方へ転がしてそれを取りに行かせたりしたかったのですが、それはさすがに泣いちゃいそうなので勘弁してあげました。 つうかハッキリ言ってビリヤードどころじゃありませんでした!
結局、熊ちゃんトーナメントが終了するまで、ほとんど他のお客は来ず(来てもすぐ帰っちゃった)、 その間、3階フロアは彼らと我らだけの異空間となったのでした。 途中、ギャラリーの人が数人やってきて見ていましたが、明らかにそっち方面の人と思われます。 そしてトーナメント終了後、次の飲みに移動する説明中、一人の熊ちゃんが「その前にお風呂入って汗流したいわ〜ん」(一部脚色)と言ったのを我々は聞き逃さなかった。 次にパラダイスになるのは、果たして、観○温泉?ま○り湯?それとも蛇○湯? ここは是非、BLさんに体を張ったレポートを!(険悪ムード通り越して大ゲンカに発展)(ハッテン場だけに)(プププ) と思ったけど、唇を噛み締めつつ真赤に泣きはらした(花粉症で)すがる様な責めるような目で私を見ているので、泣く泣く諦めました。チッ。 さらにその帰り道では、きれいに着飾ったお姉さんたち(女装)の集団に出くわしたりして、いやー、ホント好い街だなあ浅草。
次はどうやってショタケ会場に連れ込むか模索中。
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