カミロボ展を見て来ました。
初めてその存在を知った時にも、その尊敬に値するアホ度(最大級の賛辞)にそれはそれはいたく衝撃を受けた訳なのですが、実際目の当たりにした時のそれと言ったら、もう当初のそれを遙かに上回るそれでありちよっとした感動すらおぼえたわけであり、 早い話、想像以上だった、と。 「アホ」とか言って(もちろん最大級の賛辞として使っていたとは言え)ゴメンナサイ。 (それでもやっぱり最高のアホだと思うのですが)
まあ、とりあえずサイトにある動画を見て頂きたい。 ちっちゃいリングでカミロボ同士を手で持って動かして戦わせています。 まずそこが私に「うわ、アホだ!イイ!最高だ!」と思わせたポイントでありました。 が、よく見ていると、技のかけ方かかり方、動きのタメ具合、トップロープに上る時の動き(ちゃんと一段一段手と足を使って上って(上がらせて)いる!)etc、ある程度プロレスを見ている人なら分かると思いますが、どれをとっても実際のレスラーの動きそのもの。すげえ。
そしてその数百体すべてのカミロボにキャラクターがあり、戦いがあり、喜び悲しみがあり、そのその一つ一つがカミロボマット界の歴史へと繋がってゆく…
ロマンだ!!
あと、展示されている写真がめちゃめちゃカッコイイ! その一枚一枚にドラマが感じられます。 これはカメラマンの人の力量なんだろうな。すげえ。
が、なんというか本来、パルコなんかでオシャレに展示されるべきものでは無いと思うのです。 まあ、それによって私などが見て喜べるという利点はあるのですが。 キャラグッズとか、ましてやカミロボをモチーフにしてモデルさんが珍奇な格好をしてアート。とか、そんなものはホント、二の次であって、オシャレにデザインされた携帯ストラップとか付けて悦に入ってるとか、断じて違うのです。(ちょっと欲しかったけど) キャラグッス持つのなら、かつて私が小川良成グッズを欲した時のような、そういうベクトルの気持ちが必要だと思うのです。(まあ、幸か不幸か私が現役時にはそんなものは一切発売されていなかったわけですが) 「マジンジュニア最強!」「だからオレはこのTシャツを着るんだ!」みたいな。 そんな熱い気持ちが欲しい。
これからも、ますますアツくカミロボマット界の歴史を築いて行って欲しいと思いました。
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