『誕生日と命日、どっちを覚えていて欲しいかな?』 その時 街中に流れていた歌は 天上をたたえる調べから 地上のラブソングへと変わった それは 聞き覚えのある ハスキーヴォイス『あぁ・・・この歌好きなんだ』 君はそう言って 笑った その声と表情を 僕は忘れない それは 誕生日でも 命日でもない でも 確かに それは 君の日だったよ