2009年11月01日(日) |
まだ夜の中にいる君へ |
前兆はある
光がまぶしく感じたり 人工的な香りが耐えがたくなったり たくさんの星の粒が目の前を通り過ぎたりするのだ
その後 襲ってくる痛みは 想像力を奪う
ただただ 目を瞑り頭を抱え この嵐が通り過ぎるのを待つ
何か考えようとすると 痛みも吐きげも激しくなるが 身の回りに起こったあらゆる現象を 私は思い浮かべ
やがて
空っぽになるころ 痛みは消えている
痛みよりも強い解放感を味わいながら 私は
明けない夜はないと
君に伝えるために この痛みは この生は あるのだと 幸せを噛みしめるのだ
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