騎馬民族

2002年11月27日(水) 闇の世界

先週から今週にかけて、頭がおかしくなりそうになった。
それは私の中を駆け巡り螺旋を描いて留まっていた。

何が原因かも探れない。
探っても探ってもずっと闇。
そんな日が数日続いた。

悪魔みたいなヤツがいた。
悪魔みたいなヤツは私の心と身体を乗っ取った。
醜い自分。
止めようの無い自分。
ソノ心は次々と湧いてきた。
誰かが私に何かを言った瞬間、私は多分、自分の持っている最大限の汚い言葉を使ったと思う位だ。
そしてアンタが悪いのだと罵るくらいの私だ。


これ以上、ソイツが此処に居たら。
これ以上、ソイツがトグロを巻いてソコに居たら。
私はダメになると思った。


人と触れないようにした。
口を開けば嫌な匂いを撒き散らす悪臭に感じた。
眼に映るものは全て罵らなければ気がすまない気がした。

人を人と思わない、自分は餓鬼や畜生になった気分。


そして今、何が起こったのかわからない程に心が晴れている。
何が起こったんだろう、私の身体に。私の心に。

だけど今、また戻ってきた。
幸せだと感じる世界に。
人を人と感じ、温もりを感じる。
早く大きな声で笑いたいと思った。

良かった、戻れて。


 < 過去  INDEX  未来 >


sae [MAIL] [夢地球]

My追加