2003年05月12日(月) |
恵庭・千歳散策【渡れない橋】 |
私がお姉さんと呼ぶ人が居て、今日はおねーさんが恵庭を案内してくれるというので、Nさん邸で朝ゴハンまでご馳走になり(コラッ)ドライブしながら恵庭へ向かった。
前回、お邪魔した乗馬クラブへ行って見た。 ネコちゃんと馬はいるけれど、人の姿が見当たらず。 まるでそこの家主のように、3人は馬が見えるナイスポジションのベンチでタバコなどを吸って移動。(吸殻は私たちのです。スミマセン
恵庭なのか千歳なのか微妙な位置に「駅」という昔のJR(汽車とも言う)を改造して造ったカフェに案内して貰った。 札幌はもう桜は散ったのだけど、恵庭の方は至る所、綺麗に桜が咲いていて。 工事現場の横に見事な程に美しい桜が咲いていた。 切られてしまうのかなぁと思うと、あんな見事な桜は絶対に無くしてはならないと思った。
カフェ駅の中は少し改造してるものの、昔私が乗っていた汽車そのもの。 一瞬にして、昔の記憶が蘇ってきた。 昔、家族5人皆で夜汽車で小樽へ行く時のこと。小さい自分がそこに居て、皆が身をよせて座ってるから狭かった記憶。揺られていた記憶。 懐かしい。
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昔、「草笛」と言いながら「草」をプープーと吹いていた。 昔と同じ其の草を発見し、吹いてみた。
吹けるかなぁ。音がでるかなぁ。記憶違いかなぁ。
昔と同じ音がした。
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ブタ丼なるものを初めて食べた。 そこのブタ丼は600円という金額に関わらず、超美味しくて柔らかくて。 ガラス張りのテラスには珍しい鳥が何度も飛んできていた。
ブタ丼食べながらバードウオッチング。
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4月26日に生まれたばかりというポニーのいるお店でアイスクリームを食べた。 ポニーちゃんは、小さいながらにしっかりと立っていて可愛かった。
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道の駅でタラの芽を買った。 去年のGW、ミトさんの実家からたくさん頂いたタラの芽。 天ぷらにするとホクホクしてて、超美味しい。
ウドとタラの芽をお土産に買って、夕方帰って来た。 さえ父もさえ母もタラの芽を見て喜んでくれた。 明日の夜はタラの芽の天ぷらだー♪ ビールを飲みながら頂きたいものだ。 たのしみ♪
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帰りに綺麗な夕日を見た。 恵庭・千歳の広大な大地を見ても思ったのだけど、やっぱり私は自然が大好きだ。
米を作る家にお嫁に行けとN氏とおねーさんに勧められた。 ただ単に二人は、お米をただで手に入れたいらしい(笑)
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恵庭・千歳は広くておねーさんは「家から30分圏内だよ」と言うけれど、どう考えても、野原しか無いこの場所がおねーさん家から30分圏内だとは考えられない程に恵庭・千歳は自然に溢れていた。
見渡せば向こうまで見える野原。 それを見ながら走る車。 恵庭・千歳。 そして北海道は、心落ち着く場所がいっぱいです。
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【渡れない橋】
彼との出会いは、記憶に残ってる方が不思議なくらいな程の一瞬。 私はいつものようにパタパタと動きまわり偶然、彼の姿を見かけた。
パソコンの前で足を組んで座ってる彼。
ただ、それだけで私は彼との世界が遠く感じ、そしてまた住む世界が違う気がした。
それから5年、いや、もっと経つのだろうか。 彼と話をすることも多くなったし、一緒に笑うこともあるけれど、やっぱり彼と私の世界は違うと感じる。
その不思議な感覚が私は好きである。 何とも話かけにくい世界に彼が居ることで、私には自分と彼を結ぶ橋が存在していることを知るのだ。
もし、橋が無くなったらその時はこちら側から大声で叫ぼう。 其の時、彼は静かに笑うだけであろうが。
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