騎馬民族

2003年05月22日(木) 自然時計

去年の夏、お世話になったおいさんにメールをした。
積丹で喫茶店をしているので、ドライブがてら時間のある時に行こうと思ったからだ。しかし、おいさん札幌に来るらしく札幌にて再会することに。

待ち合わせ場所からファクトリーに移動し、おいさんが好きだというカフェでお茶をした。いろんな話をしながらもカフェの女の子達と仲の良いおいさん。
おいさんって物も知ってるし顔も広い。

美味しいケーキも食べて、美味しいコーヒーも飲んで移動しようと席を立つと...。

お店の子:お金は取るなと言われてますから(はぁと
おいさん:何言ってるのよ、ダメだ。幾らよ?

何人もいるお店のスタッフさん達、皆がニコニコしながら断り続ける。
どーやら、海でおいさんにお世話になってるらしい。
そんなことでお店の皆様ご馳走様でした状態で移動。

ファクトリーの中を歩き、お店に入るたびにスタッフさん達と仲良く話してるおいさん。
一体、貴方は何者でふか。

++

去年の夏、おいさんのいる積丹に行くのは常に「お姉さん」と一緒だった。
おいさんがお姉さんに電話をしてくれて、お姉さんとJRタワーで合流。
一緒にゴハンを食べた。
おいさんもお姉さんも積丹で会うのが当たり前だったので、なんだか不思議な気分になる。

おいさんとお姉さんはHだ。
エスカレーターに乗っていると、ふざけておいさんが私の胸に触ろうとする。

さえ:何やってるんすか!!

すかさずお姉さんも私の胸を触る。

さえ:だから、二人とも何やってるんですかぁぁぁ!(涙)


++

おいさんを小樽まで送っていくことにした。
ジムニーのエンジンを唸らせて、いろんな話をしながら小樽に着いた。
そこから1時間もかからず積丹に着くことに気がついた瞬間、大好きな積丹温泉に入りたくなってきた。積丹温泉から見える夕日は最高なのだ。


陽はまだ目線よりずっと高いところにある。

さえ:おいさん、積丹温泉に行きたいから積丹まで送っていきます(笑)
おいさん:おぉぉ。じゃぁ、母さんにタオルを用意して貰っておこう。

ということで、おいさんの奥さんに電話をしてくれてバスタオルの用意をしてくれた。

さえ:うし!急いで行きますよ。
おいさん:急がなくてもいいっちゅうの。


海岸線をずーっと通り、陽があたってキラキラ光る海を見ながら、おいさんといろんな話をして積丹到着。
いつも開店していない(?)おいさんのお店に入り、ビンのコカコーラを飲みながらお風呂スタイルに着替えるおいさんをせかす。

さえ:おいさん、一分で着替えて下さい!

お母さんからバスタオルを借り、積丹温泉まで急ぐ。
思いのほか陽が落ちるのがユックリでスピードを出さなくても間に合った。

++

さえ:何分くらいでおいさんお風呂からあがりますか?
おいさん:何分でもいいぞ?

さえ:じゃぁ、陽がスッカリ落ちたら上がるのはどうですか?
おいさん:おぉ。


去年の夏に大好きになった温泉そのままに、やっぱり気持ちが良くて。
本当、露天風呂は最高です。
夕日は海に落ちる前に消えてしまったのだけど大満足。


時計で時間を合わせるのでは無く、沈む夕日で時間を見る。
最高じゃありませんか?


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sae [MAIL] [夢地球]

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