日だまりに咲く

2000年09月06日(水) 国際結婚

親友が結婚する。
お相手の彼はトルコ人。
手続きに奔走する日々を送っている彼女。
わからないことだらけ。日本のお役所はどうしてこうも
ややこしい書類ばかり作りたがるのか。
色々な手続きを踏まえてさえ、国際結婚はまだまだ
面倒なだけの狭い狭い抑圧された環境のようだ。
彼女が結婚しても戸籍は彼女独りの戸籍となり、
姓は変わらない。彼の姓を名乗る為には、婚姻後半年以内に
所定の手続きを踏まねばならず、
生まれた子供の将来の為、生活環境適応の為にと
彼と彼女の姓を合わせて使う複合氏を名乗るとなれば
今度は家庭裁判所で正当な理由の元に許可を受けなければならない。
子供が生まれても、彼女の戸籍に彼女の子として存在する。
なんだかややこしいが、国際結婚って
何もかもが面倒で、それでいて日本人同士の結婚のそれと
同じ環境には成り得ないのだ。

彼女の父は反対している。
彼女自身もどこかに迷いがある。
でも、彼女のお腹の中にはふたつの命が宿っている。
迷ってる時間はない。前に進むしかない。
大変なハードルがいくつも存在していて、彼女は今、前途多難。
それでも精一杯笑顔で頑張っている彼女を
あたしは思いっきり応援したい。
彼女がめいっぱいの幸せを手にして、彼との生活を始められることを
心から祈っている(^^)


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里伽 [MAIL]