紅い猫の落とす影
生きた記録
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夕方
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明け方
2002年07月16日(火)
自分でもよくわからない僕の気持ち
人が窮屈に並べられている建物のなかに僕はひとり。
喋り声
エレベーターの音
雑音が絶え間なく僕の耳を通り抜ける。
だけど僕はひとり。
窓から街を見下ろし空を見上げる。
傾きかけた陽がビルの窓に反射して
街中がキラキラ輝いて綺麗で
今すぐ飛び出したいと思った。
そうすれば楽になれる?
でもね
分厚い防弾ガラスの窓だけじゃない
何かが僕を邪魔して逝かせてくれないの。
何だろうね。
たぶん僕は
きっとまだ生きたいんだ。
傀儡
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