やが@Eight Child の日々の戯れ言
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 時事:千葉の墓場で・・

千葉の墓地で女性の焼死体が発見される。
そんなニュースが流れて数日、身元が判明したそうですね。
16歳の女の子。
学校は、自主退学して飲食店で仕事していたらしい。

ここまでのニュースを聞いて、
一番始めにやがが思ったのは、
「高校をやめてまで、仕事してまったく・・。
最近の若い子は、なにをするにも根気ないだろうし、
どうせ短絡的にかんがえたんだろう。」
「親は何やってんだろ。」
「16歳の子を雇って、その飲食店は如何わしい。」
そんなありきたりな大人の人が発する考え。

でもやがは、思い出しました。
自分の中学時代、高校時代。
中高は卒なく、極々ふつうに卒業したやがでしたが、
大学への入学を決めるとき。
親や先生に大反対されたことがあります。
それは、受験する大学のこと。
やがが希望したのは、千葉のとある私立大学。
家から2時間半っていう遠い箇所。
そして、千葉三馬鹿大学と異名をとる学校・・。
当時のやがの学力は、
もう少しがんばれば東京の有名大にひっかかるかも?ってレベル。
当然、親は大反対。
二時間半も、そしてわざわざ千葉へ、なんで下る必要があるのかと。
あんたのことだから、一人暮らしを狙っているのでしょう?
一人暮らしは絶対に許しません。
大人しく勉強して、東京の学校にいきなさい。
そして、先生も大反対。
なにもそこまでレベル落とさなくても・・。
そこの大学にある学部は、さがせばいくらでも東京にもあるよ?
どうしてなの?

やがの頑なな意見は、「中高は東京だったんだから、大学は千葉へいきます。」
でもね・・。
本音はね。
当時付き合っていた連れがね、そこの大学を受けるつもりらしいから・・。
だって・・お世辞にも学力良くない子で・・。
やがが違う学校を決めちゃったら追いかけてくれるようなタイプでも無いんだもの。
そう・・連れは一個年下。
やがが先に決めねばならない。
そして、結局 自主推薦で10月くらいに入学をきめちゃった。
結果?
翌年、連れは推薦・一般・二次 ってうけて全部ダメ。
千葉の専門学校へ行きはじめて、
最初のうちは、大学で時間にある程度融通の効くやがが連れの時間に合わせて登校してたけど、
だんだん連れが時間をずらすようになってきて・・。
そう。
結局、飽きちゃったみたい^^

大切な選択の時に、ばかなことで左右されたものだなぁ〜って今思えばそうなのだけど、
あの頃、両親や先生の言葉なんか全然耳に入ってなかった。
自分の思いを遂げるために一生懸命だったし、それだけが先へ後悔を残さないためって思い込んでた。
中高生時代ってそういうとこあるよなぁ〜・・。

今、やがは、昔やがが忌み嫌っていた「大人への階段」を登っているみたい。
わからずやで、世間体ばかりきにして、損得で行動する「大人」。
亡くなった女の子には、申し訳ないけど
おかげで やがは少しだけ思い出した。
そして、彼女にも彼女なりの「考え」があったのだろうって今なら思える。
憎むべきは、犯罪。
忌むべきは、犯人。
何をしてもいい!とは言わないけど、これからの人たちの考えを尊重したいと思う今日この頃。

2003年10月02日(木)
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