メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE |
2003年08月25日(月) |
君に見破られてしまった この胸の奥の闇は 明るい光の中で 苦い旋律を奏でる
君の笑顔の陰 誰も知らない夜の顔は 流した血の色と同じ 果実の汁をすすってる
その孤独に気付いたら もうそこから動けない 寂しさに刺されたまま 涙で傷を癒してる
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE こっそりとベッドを抜け出して 今宵、僕を抱きしめに来てよ
そのやわらかな唇で ふたりの記憶を一夜だけ 失って 狂ってみたい
幸せに満たされて 日々を過ごしてるふり 戻せない時計の向こう 懺悔は首筋を斬りつける
知られていない傷の跡 真夜中にそっと隠して 不十分な優しさだけで 未来を埋めようとしてみた
その秘密が漏れたら 解り合える温もりが痛い 闇を抜けた交差点 抱きしめて気が遠くなるKISS
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE 僕の指に絡んだ言葉で 君の濡れた声を操ってみたい 君の口からこぼれる甘いミツに 酔ったまま奴隷になって 哀しみを 悦びたい
2度と逃れられない幻想も 君がこの手を離さなければ、、、、、 BE MINE BE MINE PLEASE
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE ただ1人出逢えた事は 今宵、残酷な神話を作る
そのやわらかな唇で ふたりの記憶は乱されて 未来さえも 失う海に落ちる
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