メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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紅い哀しみの谷間に 君は滑り落ちてから 乾いた風の吹き抜ける 夜の狼に怯えてた
誰かのためにもっと あからさまに優しくして 自分のためにきっと 冷たくなってしまって
ああ 抱きしめるその胸に その腕に込める力で 何かを取り込んでしまうほど 孤独の涙に気付かない 君の前に鏡がない 愛に溢れすぎて愛が見えない 血まみれで美しい 傷だらけの抱擁
辿り着いた世界に 理想も夢もなくて 理不尽なことに牙を剥き 君はノイズに巻かれてく
人を誰より慕っても きっとそのまま裏切られ 飛び抜けたその旋律が 不協和音奏でる夜
ああ 狂おしくその胸に その腕に熔けた体は 無防備に泣き出してしまうほど 孤独の傷はただ深い 君の前に嘘がない 愛に溢れすぎて愛が苦しい 血まみれで優しい 時も忘れる抱擁
ああ 抱きしめるその胸に その腕に込める力で 何かを取り込んでしまうほど 孤独の涙に気付かない 君の前に鏡がない 愛に溢れすぎて愛が見えない 血まみれで美しい 傷だらけの抱擁
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