メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
INDEX|前の詩へ|次の詩へ
君がくれた小さなうたは まわりながら頭の中に残る ウトウトしながら 互いにもたれかかって 電車に揺られ静かな街へ
君を育てた大きな手のひら それはたくさんの夢に満ちて 守りながら 今日まで支えてきた いつも君を見つめていたんだね
ホームから階段へ 何気ない生活の 隙間を覗いて君に背中押されて よく似た顔の よく似た昨日の よく似た哀しみを 笑顔で受け入れられた そしてLOVE SONG
気付かなかった想い乗せて どんな未来が待つのだろう 明日の朝食のメニューに悩んで 波打つ心も すべて 買い物カゴに 放り込んだ
こうして時を過ごす事 考えなかったね 2人 理由なんて無くても そばにいる気がした 音のない夜を迎えた 夏の終わり
星空を窓から眺めて 忘れていた空気すいこんだ 後から君に手を回されて よく似た顔の よく似た昨日の よく似た哀しみを 新しくぬりかえた そしてLOVE SONG
それはLOVE SONG
|