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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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LOVE SONG 2003年10月01日(水)


君がくれた小さなうたは
まわりながら頭の中に残る
ウトウトしながら
互いにもたれかかって
電車に揺られ静かな街へ

君を育てた大きな手のひら
それはたくさんの夢に満ちて
守りながら
今日まで支えてきた
いつも君を見つめていたんだね

ホームから階段へ
何気ない生活の
隙間を覗いて君に背中押されて
よく似た顔の
よく似た昨日の
よく似た哀しみを
笑顔で受け入れられた
そしてLOVE SONG


気付かなかった想い乗せて
どんな未来が待つのだろう
明日の朝食のメニューに悩んで
波打つ心も すべて
買い物カゴに 放り込んだ

こうして時を過ごす事
考えなかったね 2人
理由なんて無くても
そばにいる気がした
音のない夜を迎えた 夏の終わり

星空を窓から眺めて
忘れていた空気すいこんだ
後から君に手を回されて
よく似た顔の
よく似た昨日の
よく似た哀しみを
新しくぬりかえた
そしてLOVE SONG

それはLOVE SONG


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