メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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ほんとうは/じつは/ひそかに |
2003年10月29日(水) |
上手く表せないのが真実 上手く言えないのが言葉 ずるくなってしまうのが本音 とぼけてしまうのが憶病
だから困るのも だから鬱ぎ込むのも 大いなる感情から ちいさな波の繰り返し
やりなおすこと やりなおせないこと やりなおしたいこと やりなおせること パズルになって 賢くない頭を悩ます
ほんとうは じつは ひそかに 空の色を この身体に映して 解けあう未来に 抱かれたい 強く そして確かな力で
嬉しさを 輝きにして 予言と 望みと 想いを この手に その手に
ほんとうは じつは ひそかに
ほんとうは じつは ひそかに
太陽よりも眩しい 光を感じることだって 真実
そして動き出したなら それは妄想じゃない ここには確かに そのための心がある
そのための心がある
そのための心が 待っている
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