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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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愛の品質証明書 2003年10月31日(金)


例えば自分が最低なら
許してくれる人がいればいい
ウソで溢れた愛の世界で
君の涙は透明すぎる

忘れられない想いも
遠い日のあの恋も
全てトランクに詰めて
電車に揺られておいで

そこで僕はいつもの顔で
何一つ変わらずに
ぼうっと立って君を待ってるから

君の守った思い出たちも
大切な愛の記憶も
そのまま大切に並べて飾ろう
君の持ってきたものすべて
まるごと僕も愛するから


そんなに自分を責めないで
全てを 云わなくてもいい
君の素敵なところは知ってる
君の知らない横顔から透けてる

想いが消えるときにも
新しい愛が生まれるときにも
君の言葉は 生きて伝える
それこそが誠実の証

だから僕はいつもの顔で
何一つ変わらずに
君の素直さ ただ見てるから

揺れる全てをそっと押さえて
風が止まって波が静まり
そしたらそっと言葉かけるよ
君の愛したすべてのものを
この胸で受け止めるから

君の愛の品質証明書
誰にも見せてもらわなくていい
それに『毒』と書いてあっても
笑って飲み干してみせる

世界で そう ただ1人
その毒で 死なないと
僕の辞書には書いてある
自分の言葉だけ信じて
自分の思いだけ信じて

笑って飲み干して
いつも通りの顔で
ただ 笑って
君の髪のにおい
肩越しに抱きしめる

君が泣きやむまで
いつまでも黙ってる
君が泣きやむまで
ずっときいてる

ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと



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