メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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外側にお砂糖のふってないヤツ やわらかすぎないヤツ 必要以上に甘すぎないヤツ 香りがとてもいいヤツ
そんなメロンパン なかなか売っていなくって
君は嘆いていたっけ
部屋でぼうっとしながら ふと思い出す 1人でいることには もう慣れてしまったけれど ときおり無性に逢いたくなる
メロンパンをかじったら なんだか涙が出てきた ぽろぽろと涙が溢れ出した
君はどうしているかな 元気でいるかな 僕はどうしてここにいるんだろう 何を考えて生きているんだろう
自分の歩いてきた道さえ 振り向いて確かめられない
メロンパンをかじったら なんだか涙が出てきた ぽろぽろと涙が溢れ出した
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