メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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来週 ふたりで訪れる さようならさようなら 行きずりの想い出よ 後から寂しげな人がついてくる
子供たちが集う 夕暮れの街角 キリンの看板が 右手に見えたら視界は傾いてく
あるがままの 手のひらで 遠回りして包む あるがままの 言葉だけで この坂の上まで登ろう
あとは下る ぐるぐる回る 夕陽のように落ちる 夜が降りたら たくさんの記憶に目覚めよう
冬の星座が いまは運命を編むけれど まだ知られてない チャンスがきっと待ってるだろう
あるがままの 手のひらで 遠回りして包む あるがままの 言葉だけで この坂の上から見下ろす
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