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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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GOLD WINGS 2004年03月05日(金)


オペラの都会で
運命の惑星を占う
約束をやぶったヴィーナスの
胸に全てを委ねて

君は充実した絶望の
その中で歩き出し
僕は希望という名の
孤独に身を投げた

飛べない翼
見せかけのGOLD WINGS
美しく飾られた
華やかなイミテイション
安物の未来が
嘘で固められてく

輝きを失うことに
躊躇わない心
重すぎる仮面で
プライドさえずり落ちかけてる

ほんのひとかけらの言葉が
誰かを救うのに
都合のいい情熱だけを
ただ自分でかばい続けてる

飛べない翼
見せかけのGOLD WINGS
落ちてゆく地の底は
まだ見えてないのに
叩きつけられた感触を
もう語ることが出来るのかい


飛べない翼
哀しみのGOLD WINGS
愛も憎しみもしって祈りながら
微笑みを無くした
未来に向かって飛ぼうとしてる


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