メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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ずっと連絡とってなかったから それが ただ一つの言い訳 知らなかった 知らなかった それが 今言える全て
忙しさに追われて 時に流されて 君の声を忘れたまま 無責任に笑ってた
別に気にしてはいなかった それが 正直なところで 全てを知って後ろめたくなる それが 今さらの思い
白々しい言葉は 何だか言えなくて 君への手紙も 書きあぐねたまま
僕は今 過ぎた月日と 持て余した 空白に 隠れて見えなくなった 最後の言葉を探してるけど 君の涙を 知らずに生きてきた この曇った目では 何も探せそうにない
僕は今 過ぎた季節と 傷つけた 人々に 紛れて会えなくなった 本当の心を探してるけど 君の涙を 知らずに生きてきた このよどんだ胸では 君に なにも伝えられない
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