メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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僕が君に嘘をつかせて |
2006年05月25日(木) |
君の重ねた嘘は 僕の無責任な言葉の数 君の胸の奥の 傷は僕のエゴの数
いつでも同じ 言い訳をして いつでも甘く 囁いていて
深い穴の底に落ちては 届かない光に 感謝していた 手探りの愛に 無理やり飲ませた 冷たい水の匂い こうして口移し
君の重ねた嘘は 僕の無責任な言葉の数 君の胸の奥の 傷は僕のエゴの数
いつでも同じ 笑いを浮かべ いつでもそっと 腕を抑えて
終わりない物語など 初めて聞くように とぼけていた かすんだ記憶に 無責任な針 気づかれぬよに刺し 血の色確かめる
君の重ねた嘘は 僕の無責任な言葉の数 君の胸の奥の 傷は僕のエゴの数
君の重ねた嘘は 僕の無責任な言葉の数 君の胸の奥の 傷は僕のエゴの数
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