メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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夢で逢えなかった朝 君は声だけ聞こえたって 遠く隔てられた僕たちは 携帯で手をつなぐ
寂しいときにも たとえ週末でも 逢いたいときすぐに 逢えないから夢の中へ持ち込む
朝のミルクティに 君の唇に 飲み込まれるように 狂ったように君を抱く
かきむしるように 強く抱きしめる 妄想の夜明けに 切なさに絞られて逝く
どんな時だって 過去の記憶とか 感情が入るからって 君が笑うから
禁じられた明日 また一つ増やし 増えてく秘密は 部屋に散らかした
朝のミルクティを 君の奥深く 受け止めてこの言葉を 体の声も
すべてを忘れて 強く抱きしめる 君だけ見ていたいなら 記憶なくせばいい
朝のミルクティに 君の唇に 飲み込まれるように 狂ったように君を抱く
かきむしるように 強く抱きしめる 妄想の夜明けに 切なさに絞られて逝く
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