右腕のブレス
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友達の電話以降,いや長野に行って以降, 忘れていた忘れようとしていた気持ちは蘇った。
僕はグミにメィルしていた。 でも,それは僕がけりをつけるためのメィル。 返事が返ってくるとは思わなかった。
普通の友達とのメィルのようにそれは終わった。 だけど,それはやっぱり永遠に終わったかのようなメィルだった。
どうかしようと思ったわけじゃなく, ただ,なんとなく寂しくてメィルした自分を分かっていた。 そんなメィルに彼女はどんな気持ちで答えたのだろう?
もう昔のことと割り切っていてくれているだろうか。
少し,いやかなり寂しい気分だけど, そうじゃなかったら僕はどこにも気持ちをぶつけられない。 だけど,僕と友達に戻りたいといった彼女には一瞬付き合う前の二人に戻ったのかもしれない。 だけど,戻れないということもわかったと思う。 別に彼女とやり直したいわけじゃない。 何か悔いが残っているわけじゃない。 もし僕に好きな人ができたとき, グミのことを思い出したら, それはグミとのことを悔いているということなのだろうと思う。 今は寂しいだけ。自分の気持ちがわからない。
僕がグミを好きになったとき, グミのことを好きなのにリンゴのことを忘れられなかった。
いつも通っていた道,途中のインターでリンゴに会いに行きたくて仕方が無かった。会えないのを分かっていてもグミを裏切ってでも,リンゴに会いに行こうかと本気で悩んだこともあった。 きっと,そこを通るたび,僕はわき見運転をしてしまうだろうし, 『別れよう』と言ったあの日のことを思い出してしまうのだろうと思う。
いつか,本当に好きな人ができて,ゲィムと思うことも無く, 自分の利害を抜きにして好きと思える人が現れるのだろうか?
さすがに,自分の利害抜きで好きになれる人は現れないだろうけど^^; 誰かを喜ばせるために生きている。 万人は無理だけど。 だから,僕の言葉で笑って元気になってくれる人が好き。 僕の基準はそこにある。 僕にとっての僕の価値。 それを分かってくれない人とはうまくいかないし, そこから変われない僕はきっと同じことを繰り返していくのだろう。
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