詩集 ”心の扉をひらいて

2005年11月28日(月) 散ってゆく恋

あんなに愛したはずなのに
あなたを友達のように感じるなんて

もう私たちは
昔のようには戻れないかもしれない

氷河が溶け始めたら
もう止まらないように

抱きしめていた宝物を
ふと腕を緩めた隙に 奪われるように

あなたへの愛は
私の指先からこぼれ始めた

クルクルクルクル
白い花びらが真っ赤な芯を隠して
舞い降りてゆく

散っていく恋も
あんなに綺麗・・・
 
 
 
 
 


 < 過去  INDEX  未来 >


月と海